2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●マラッカ海峡での海賊襲撃事件について

 マラッカ海峡でタグ・ボートが海賊に襲撃され、日本人が拉致された件について、自由アチェ運動(GAM)の手口と似ているとの声明が、インドネシア国軍側から出され、日本でもそのように報道されているようです。
 タグ・ボートを襲撃した船がマレーシア船籍だったという報道もあり、マレーシア在住のGAM幹部、東アチェ県GAM広報官などに、直接・間接的に確認をしました。「現在、森に潜んでいるGAMにそんな能力はない」というのが、GAM側全員の回答です。
 インドネシア民主化支援ネットワーク(ニンジャ)は、津波の被害を受けた北アチェ県の海岸沿いをほぼ網羅するかたちで支援をおこなっており、毎日、どこかの海岸沿いの村を訪れています。支援・調査活動のなかで明らかに言えることは、以下の点です。
1)軍事戒厳令以降(2003年5月)、海岸沿いは海兵隊(インドネシア海軍の精鋭部隊)が押さえている。漁師は、漁に出る際、海兵隊詰所前を通過して、漁船番号を見せなくてはならない、数日に1回(もしくは漁に出る際)、海兵隊詰所に出頭しなくてはならない、などの監視・管理をいまも受けている。
2)ここ数日、北アチェ県の海岸沿いの村々に、海兵隊兵士が増派されている。
3)軍事戒厳令以前は、村を訪れれば、必ずGAMメンバーに出会うほどだったが、津波以降、一度も見かけることがない。
 以前から、海賊行為へのインドネシア海軍の関与は噂されています。断定はできませんが、GAMが関与したというより、インドネシア海軍が関与したというほうが、状況的には理解しやすいとは思われます。
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by NINDJA | 2005-03-17 01:06 | その他