2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●インドネシア国軍の残忍行為に関するSIRA声明

 アチェ住民投票情報センター(SIRA)は2005年4月2日14時00分(アチェ時間)、アチェ・ジャヤ県のボランティアから、同県スティヤ・バクティ郡リガ村駐屯の海兵隊によるウェスト・サウス人道救援センター(WS-HRC)ボランティアに対する一方的な行為について報告を受けた。以下は、被害者の身元に関するものである。

名前:ラシディ
年齢:28歳
職業:元学生
住所:バンダ・アチェ市バンダ・ラヤ郡

名前:エルナ・アスマ
年齢:22歳
職業:学生
住所:バンダ・アチェ市バンダ・ラヤ郡

名前:ヘンドラ
年齢:-
職業:学生
住所:メダン

 本来人道ボランティアはアチェにおける地震・津波災害の被害者に対する人権活動をおこなう上で、その権利を保護、保障されるべきであるにもかかわらず、この人道ボランティアに対する一方的な逮捕事件は、アチェにおいてインドネシア軍が残忍行為と暴力行為を繰り返しおこなっていることをわれわれに示している。
 SIRAは、WS-HRWの人道ボランティア3人を一方的に逮捕した側に対し、彼らがアチェジャヤでの住民の支援活動に復帰できるよう、直ちに無条件で釈放するよう強く求める。
 SIRAは、インドネシア軍のアチェにおける駐留は民間人に対する暴力行為のようにアチェ住民の生活を破壊しているため、インドネシア軍がアチェから撤退することを強く求める。軍事戒厳令および民事非常事態の適用の結果、アチェの民衆は現在にいたるまで、いまだ精神的、肉体的な苦痛を被っている。
 以上、アチェにおけるいかなる暴力も止むことを願い、われわれはこのブレス・リリースを事実にもとづき作成した。

バンダ・アチェ、2005年4月4日
アチェ住民投票情報センター(SIRA)
ナスルディン・アブバカル

添付:クロノロジー

 13時30分(インドネシア西部時間)、WS-HRWのボランティアは、アチェ・ジャヤ県サンポイニット郡およびスティア・バクティ郡地域の人道支援の不正使用問題についてアチェ・ジャヤ県知事と調整をおこなうため、同県県庁所在地のチャワンへ向かった。
 県知事と会ったのち、そのボランティア3人はパテックにあるWS-HRWの救援ポストに戻るため2台のバイクで向かったが、途中スティア・バクティ郡リガ村で同村駐在の海兵隊部隊に止められた。逮捕される前、被害者のひとりは、自分たち3人が逮捕されることに関してバンダ・アチェのWS-HRWと連絡をとったが、すぐに連絡が途絶え、再度連絡をとることができなくなってしまった。WS-HRWのボランティア3人の逮捕に関する動機はいまだ不明。
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by NINDJA | 2005-04-04 12:00 | 軍事作戦・人権侵害