2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●津波被災者、生活保障をいまだ受けず

 大アチェ県ロンガ郡の地震・津波災害被災者たちは13日、いまだ政府から毎日の生活と子どもたちを学校へ行かせる生活保障をまったく得られていないと訴えた。
 ラムクルット村出身のハスバラ(36歳)は、「われわれはすでに2カ月以上避難民キャンプで生活している。家も家財も津波ですべて破壊されてしまったのに、政府はわれわれのこの状況に関心を寄せていない」と嘆いた。
 避難民たちは国内外の団体からコメ、おかず、灯油などの援助物資を受けている。しかし、これらは政府の支援ではない。
 アブドゥラ(35歳)は、「生活保障として政府から1日3000ルピアの支給があるという情報を得たが、いまになってもそれが実現されていない」と訴えた。
 津波被災者への生活保障は、均等に行き渡っていないようだ。ラムクルット村では800人以上の被災者が避難所に身を寄せているが、政府からは生活保障を含む一切の援助が届いていない。アブドゥラは「生活保障の配分は均等でない。ほかの地域ではすでに受け取っているというのに、われわれは一度も受けたことがない」と説明した。
 津波被災者たちは、子どもを学校へ行かせるための交通費をはじめとして、現金がとても必要だと訴える。現金なしでは、津波で夫を失った女性たちは食糧以外の生活必需品を得るのが難しい。大アチェ県ロンガ郡出身の避難民サレ・マフムド (37歳)によると、津波で稼ぎ手を失った寡婦と子どもたちがもっとも過酷な状況に陥っているという。(Kompas, 05/04/14)
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by NINDJA | 2005-04-14 12:00 | 被災状況