2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●クリントン「アチェの復興に汚職があってはならない」

 アチェ津波支援活動の国連特使であるビル・クリントン元米国大統領は30日夜、今後2年間のアチェ復興への支援を約束した。
 アチェ復興に参加する以外に、クリントンはアチェの将来的な復興のための資金を模索すると述べた。同氏は、今後2年間で、アチェ住民の生活が、適切な住宅に住み、子どもたちが再び学校に通えるような平常状態に戻ることを願っていると述べた。
 経済アクセスの構築と良好な復興が国連による津波後のアチェでの目標となる。そのほか、アチェはその素晴らしい自然のため、良好な観光地にもなることができるという。「アチェへ寄与した多くの人たちは、当然アチェが平常な状態に戻ったあと、アチェの状況を見たいと思うだろう」
 アチェ復興においては、良好な治安が求められるため、クリントンはすべての側が現在アチェで起きている紛争の解決に従うように呼びかけた。また紛争が解決されれば、ほかの問題も解決するとして、アチェの停戦協議に深い印象を受けたと述べた。
 アチェ訪問中、クリントンは地元有力者たちと会い議論し、大アチェ県のいくつかの避難民テントの状態を視察した。同氏によると、現在おこなわれている援助をもっと急ぐべきだという。「クリニックがあり、子どもたちも栄養失調になってないなど、多くの改善された点がある」
 またクリントンは、住民経済への援助や世銀によって資金提供された土地データの記録など、多くの肯定的な措置についても評価した。
 汚職についてクリントンは、国連は政府と協力してアチェ復興資金が汚職につかわれないよう気をつけていると評価した。またアチェ復興のため、信頼できる団体とも協力しているという。さらにクリントンはアチェ・ニアス復興庁のクントロ・マンクスブロト代表との会合において、汚職問題に触れて「すべての団体が反汚職法に従うべきだ」と述べた。(TEMPO Interaktif, 05/05/30)
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by NINDJA | 2005-05-30 12:00 | 援助の問題