2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●NGO、GAMメンバーの家族への暴行・レイプに抗議

 オーストラリアの人権グループ「アチェ、パプア、マルク人権オンライン」は20日、アチェで発生した国軍による自由アチェ運動(GAM)メンバー家族への暴行・レイプ事件を告発する声明を国連「女性に対する暴力」特別報告者ヤキン・エルトゥルク宛に発表し、各国のNGOにも自国の外務省、在インドネシア大使館宛に同声明を提示することを呼びかけた。
 声明は、インドネシア当局に対し、
①事件の早急な解明と責任者及び関与したもの全員を裁判にかけ、法に則って公正に処罰すること、
②アチェでの軍事作戦を即刻停止し、女性や子どもをはじめとする民間人への人権侵害に終止符を打つこと、
③完全な休戦協定をGAMと締結するための早急な処置を講ずること
を訴えている。

【事件の概要】
 2005年6月8日午後4時(西部時間)、東アチェ県スンガイ・ジャヤ郡で、同郡に駐屯するタタ・アルディアンシャ隊長率いる諜報合同部隊(SGI)が、同郡スヌボク村在住の農民アミン・ヤコブ(51歳)の家を、GAMメンバーであるアミンの息子ルスリを捜索しているという理由で急襲した。 SGIは家を荒し、家具を壊し、ヤコブと妻のザイナボン・イスマエル(45歳)、娘のヌルライリ・アミン(23歳)を殴打した。ヌルライリの子どもヌル・マウリダ・ルスリ(2歳)が泣き出したとき、SGI隊員は「お前は反乱者の子どもだ。犬野郎、黙れ!」と罵倒した。
 ヌルライリとヌルはSGI本部に連行され、ヌルライリは裸にされ、エックス字型の木に縛り付けられ、殴打された。子どもは泣き喚き、頬を叩かれた。ヌルライリは、少なくとも31人のSGI兵士にレイプされた。彼女は3人目の男にレイプされたときに気を失った。
 ヌルライリと子どもは翌日午前10時に解放された。(Acheh Papua Maluku Human Rights Online, 05/06/20)
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by NINDJA | 2005-06-20 12:00 | 軍事作戦・人権侵害