2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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●政府・GAM、国軍の撤退について協議

 ハミド・アワルディン法・人権相は21日、ユスフ・カラ副大統領との会談を前に、7月12日にヘルシンキで開催が予定されている政府・自由アチェ運動(GAM)間の第5回和平協議において、紛争解決努力の一環として、国軍の撤退について話し合われる予定であることを発表した。
 政府とGAMは、70年代以来数千人の死者を出してきたアチェの紛争終結のため、1月末から4度の協議を重ねてきた。国軍幹部が撤退に同意するかとの問いに対して、ハミドは、国軍が和平協議を支持しており、問題ないだろうと断言した。また次回協議では、GAMに対する恩赦と経済的補償についても話し合われるという。
 しかしながら、エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は先月、国会議員らに対し、国軍が撤退せず、GAMが完全に武器を引き渡すまで闘いを続けると発言している。
 また、国軍シンクタンクの国防研究所エルマヤ・スラディナタ代表も20日、国会で、GAMが自治領域を築き、資源豊かなアチェ州の経済をコントロールすることを望んでおり、和平会談が憲法違反であると激しく非難している。この発言は、正副大統領の怒りを招いた。エルマヤは、このような非難の声が研究所で一致したものであるが、それを国会で発言したことについては誤りであったとし、副大統領に研究所職員を責めないよう求めたという。
 ハミド法・人権相は、和平会談が政府の決定であるので、政府関係者のエルマヤが、公の場で政府批判をおこなうべきではなく、政府の政策決定に従うべきと述べている。ハミドによれば、政府は、国民協議会2002年決議にもとづいてアチェ和平を模索しており、和平協議が憲法および法律を侵すことはないという。(Jakarta Post, 05/06/22)
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by NINDJA | 2005-06-22 12:00 | 和平への動き