2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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●GAM、国軍に対する国際法廷を要求

 自由アチェ運動(GAM)は15日、アチェ州でインドネシア国軍が犯した戦争犯罪を裁くための国際法廷設置を要求した。GAM広報官バフティアル・アブドゥラによれば、アチェでは国軍が数多くの罪を犯しているが、起訴されたケースがほとんどないという。そのため、GAMはこうした犯罪を命じた軍人、政治家に対する国際法廷開催に同意することを求めている。
 この要請は、ヘルシンキでおこなわれている第5回和平協議中になされたものであり、すでに国連から99年東ティモールでの暴力事件に関し国軍兵士を国際法廷で裁くよう圧力をかけられている政府にとって今後厄介な問題となる可能性もある。国連調査委員会は先月、ルワンダや旧ユーゴスラビアで実施されたような国際法廷を実施し、インドネシア国軍兵士を裁判にかけるよう安全保障理事会に勧告をおこなっていた。
 アブドゥラはまた、2000年に中アチェ県で宗教学校を襲撃、56人の生徒とその教師を殺害した部隊を指揮していたとされるスジョノを捕らえるよう求めた(訳注:原文ママ。1999年、西アチェ県が正しい)。この事件では部隊の兵士24人が裁判で有罪となったにもかかわらず、スジョノは軍刑務所から謎の失踪をとげ、現在、中ジャワのある町で暮らしているという。人権団体は、スジョノは虐殺事件を命じた陸軍大将とつながりをもっていると言っている。(Jakarta Post, 05/07/15)
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by NINDJA | 2005-07-15 12:00 | 軍事作戦・人権侵害