2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●インドネシア=GAMの和平協定案の骨子

 アチェの紛争を平和的、包括的、尊厳あるかたちで解決するため、インドネシア共和国と自由アチェ運動(GAM)の双方は、憲法とインドネシア共和国単一国家の枠組みのなかで、誠実かつ民主的な合意に達した。この平和的解決は津波後のアチェの開発をはやめ、容易にする。

<恩赦>
 和平協定署名後、国会での審議を踏まえ、憲法で定められた権限に照らし合わせて、紛争に関与したGAMに対して恩赦を提供する。この恩赦により、一般の国民と同じように、GAMメンバーは政治的・経済的・社会的諸権利が回復される。

<GAMの武器の収集と国軍・警察部隊の撤退>
 2005年9月から12月までの3カ月半のあいだに、GAMの武器の徴収と破壊がおこなわれる。それと同時に、国軍・国家警察の増派部隊の撤退がおこなわれる。

<中央政府および地方政府の権限を調整する法の制定>
 45年憲法にのっとった中央政府の権限とナングロー・アチェ・ダルサラム地方政府の権限との関係を調整・規制するために、地方政府は法を定める。

<政治的諸権利>
 恩赦により元GAMメンバーは、ナショナルな条件に従って政党を設立することも含めて、地方首長選や総選挙に参加する権利と政治的役割を手にする。地方政党設立の可能性については、この1年半以内に国会で審議される。

<インフラと統合>
 政府は紛争で破壊された公共施設、社会施設を再建する。また、元GAMメンバーを社会に統合するための支援をおこなう。

<経済>
 アチェは、アチェ住民の利益のために開かれた経済原則を実践し、アチェの復興に参加する。

<モニタリング>
 合意事項がきちんと実施されているかを監視するため、欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)のチームがモニタリングをおこなう。(Suara Pembaruan, 05/07/26)
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by NINDJA | 2005-07-26 12:00 | 和平への動き