2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●アチェ和平協定の第1段階完了、6000人の国軍撤退

 25日、6000人の国軍兵士がアチェから撤退し、アチェ和平合意の第1段階が完了した。年内に撤退予定の2万人の兵士を残して、約200人の兵士がロスマウェから出航した。アチェ監視使節団(AMM)報道官のフェイ・ベルニスは、自由アチェ運動(GAM)側が武器の25%を引き渡したことで、4段階に分けられた和平合意プロセスの第1段階を完了したことを明らかにした。
 いっぽうユウォノ・スダルソノ国防相は、国軍の撤退とGAMの武装解除がスムーズにおこなわれ、津波後の社会におけるGAMメンバーの社会復帰も予想以上に順調に進んでいると語った。
 しかし国軍のなかには、アチェ合意について、GAMに譲歩しすぎだという不満の声も根強い。リャミザード前陸軍参謀長は、「アチェの和平合意はインドネシアの崩壊への第一歩である」と批判し、メガワティ前大統領やワヒド元大統領も、和平合意に異論を唱えている。
 226人の和平監視員は11地域でGAMから武器を受け取っており、武器を引き渡したGAMメンバーは2haか5エーカーの農地や漁具の支給を申請できる。
 アチェの一般市民は、夜遅くまでコーヒーショップで歓談できるなど、和平をさまざまな面で実感しているという。(International Herald Tribune, 05/09/26)
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by NINDJA | 2005-09-26 12:00 | 和平への動き