2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●国軍兵士、マレーシアの救援ボランティアからカネをゆすり取る

 マレーシアのボランティアグループ(Amal Foundation of Malaysia)は12日、医薬品などをアチェの被害者に届ける途中、メダン=アチェ間のインドネシア国軍の検問所で、賄賂(50万ルピア)の支払いを強要された。
 国軍兵士ははじめ200万ルピアを要求していたが、「これは、マレーシアの人びとがアチェにいる津波の犠牲者のために寄付したものだ」とのグループの訴えに50万ルピアに値下げしたという。グループは、午前1時半ごろ検問所で止められ、メンバーのリストと、インドネシア政府からの許可証の提示を求められた。しかし、必要な書類を提示しても、兵士は「新しい規則で、ここから先は物資の配給が禁止になった」と言い、通過を許さなかった。抗議するグループに対し、兵士は「カネで解決できる」と言い賄賂を要求した。
 グループのリーダーLo' Lo'は、国軍兵士の態度に失望し、「こんな経験ははじめてだ。インドネシア政府がこれらの汚職体質改善のために最善を尽くすことを期待する。さもないと、国外からの救援活動を妨げる恐れある」と述べている。国外からの物資や資金の流入に伴い、メダンやアチェでは国軍兵士の汚職に関する申し立てが広がっている。
 アチェ人によると、汚職は幅広く広がっており、それによって救援物資がまったく届いてない人びともいるという。バンダ・アチェから車で1時間ほどのインドラプリ村の人びとも、まったく救援物資を受け取っていない。彼らは、「信じ難いかもしれないが、本当にこの2週間なんの物資も届いていない。物資をこの村に運んできて欲しい」と、切実に訴えた。彼らはまた、「インドネシア政府は、避難民キャンプ外の人びとに物資を配給する努力をしていない」と話している。(Malaysiakini, 05/01/13)
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by NINDJA | 2005-01-13 12:00 | 国軍の援助妨害