2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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●政府による活動期間限定、不安をかきたてる

 アチェ臨時州知事アズワル・アブバカルは13日、アチェで大規模な救援活動にとりくむ数千の外国軍部隊、援助ワーカーが去ることを恐れると語り、今回のような大惨事から復興するには長期にわたる支援が必要との見解を示した。
 アルウィ・シハブ国民福祉担当調整相は、外国軍が3月26日以前に撤退することになるかもしれないと発言し、インドネシア国軍の救援活動を指揮するバンバン・ダルモノ少将は、3月26日以降十分な資金がある限り、国軍の力だけで復興活動をおこなえると述べている。
 国軍はアチェでの救援活動に5万人規模の部隊を展開する予定だ。援助ワーカーは救援活動拠点を離れる際は許可をとらねばならず、国軍の護衛をつけられる可能性もある。これらの制限は、援助の流れの障害になるのではないかと懸念されている。オーストラリアは900人規模の部隊をアチェに派遣している。
 国連や米国は、インドネシア政府に対し、今回の援助期間限定措置について説明を求めるとしている。世界銀行総裁ジェームス・ウォルフェンソンは、拙速な救援活動になることを懸念している。「包括的な復興計画の詳細を詰めるのにさえ1カ月、 2カ月、もしかしたら3カヶ月はかかるかもしれない。これはささいな災害ではないのだから」(Australian Financial Review, 05/01/14)
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by NINDJA | 2005-01-14 12:00 | 外国軍・援助機関の規制