2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●声明「インドネシア国軍、再びアチェを支配しようとする」

 スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が表明した「国際支援を2005年3月26日までとする」という政策は、アチェで人道支援にあたっている外国人ボランティアに不安を与えている。この政策は、アチェ被災者支援に悪影響をおよぼすものである。たとえば、大アチェ県などでは、まだ救援の手が差し伸べられていない。政府が救援に失敗したため、アチェの人びとは、今後の復興を含めて、外国人ボランティアを必要としている。
 アチェ住民投票情報センター(SIRA)は、弾圧的、軍事的なユドヨノの規制策に懸念を抱いている。政策によって、ボランティアはバンダ・アチェとムラボー以外の地域に入ることを禁じられてしまった。これは、インドネシア国軍や国家警察による人権侵害を隠すためだ。
 SIRAは、規制策について、インドネシアが復興プログラムを支配したがっているためだと考える。政府は、外国人ボランティアがアチェ再支配の妨げになると考えてるのである。復興プログラムは政府主導で進められているが、非常に不透明で、国際社会の監視が必要だ。
 国連は、インドネシアに対し、外国軍とその人道支援を規制しないことを求めている。SIRAは、この国連の要求を歓迎する。インドネシアと自由アチェ運動(GAM)のあいだの紛争を解決するためにも、外国軍は必要だ。復興プログラムがアチェ人と国際社会の意向で進められることを願う。
 SIRAは、国連とアチェを支援している外国に、引き続きアチェに残って欲しいと考える。それはアチェ人の願いでもある。アチェ人はインドネシア政府をもはや信じていないからである。(SIRA, 05/01/15)
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by NINDJA | 2005-01-15 12:00 | 外国軍・援助機関の規制