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2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●自由アチェ運動(GAM)現地レポート

○05年1月12日12時30分
東アチェ県プルラック、スンゴ・ラヤ、アルー・イタムで、アブドゥラ・ワハブ(38歳、ゴム農園労働者)が、アルー・イタム詰所駐屯のインドネシア国軍R-200部隊に殴打された。

○05年1月14日
東アチェ県プルラック、ウトゥン・ダマで、村人が樹液をとりに森に入る際には、国軍に報告するよう命じられる。村の祈祷所(ムナサ)は、セックス・ワーカーを連れた国軍部隊によって選挙されている。この地域の国軍司令官マルリアヌスは、村長に20羽のニワトリと料理用の薪を1週間以内に準備するよう命じた。

バンダル・アラムのブラン・ランボンで、多くの民間人が、アリフィトリ・ヘリアント率いる国軍部隊に対し、活動費用として、500万から1000万ルピアを支払うよう強制された。支払いを共用されたのは、ラザリ・ビン・プテ(48歳)、ソフヤン・ビン・カセム(38歳)、ナスロン・ビン・フセン、ジャミル・ビン・アフマド(32歳)、ハサナ・ビンティ・ダウド(40歳)、ヌルディン・ビン・ダウド(30歳)。全員、商人。

ランボンで、国軍諜報部隊員が村人を殴打した。重症を負ったのは、フセン・ビン・ジュニ(55歳)、ラフマン・ビン・フセン(40歳)、ダウド・ビン・スレイマン(42歳)、イブラヒム・ビン・ヌルディン(22歳)、M・アリ(25歳)、KS・アルムシャ(18歳)。全員、農民。

○05年1月15日
アサム・ランパックで、自由アチェ運動(GAM)と国軍の武力衝突が起きた。犠牲者は報告されていない。

武力衝突後、マタン・スルマック(バンダ・アチェ=メダン幹線道路から3.5km)で、国軍兵士はM・ヤコブ(45歳、漁民)、デシ・ラトゥナサリ(女性、6歳)を射殺した。

ランボンのブラン詰所に駐屯する国軍司令官アリフィトリ・ヘリアントによって、ゴム農園労働者が、収穫したゴム樹液1キロごとに500ルピア支払うよう命じられる。

8時45分、西プルラックのパヤ・スンガットで武力衝突が起きる。GAMメンバー5人が死亡、3丁の武器が押収される。 (ASNLF, 05/01/16)
by NINDJA | 2005-01-16 12:00 | GAM情報