2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●アディチョンドロ「津波はアチェの地を破壊するだけではない」

 中スラウェシ州パルのタナ・ムルデカ財団研究員であるジョージ・ユヌス・アディチョンドロは10日、スマランのスギヨプラナタ・カトリック大学ででおこなわれたアチェの汚職防止に関する討論会において、津波はアチェの地を破壊しただけではなく、同地にあった民主主義の残りをも破壊する可能性があるとの見方を示した。津波後のアチェ再建期は、緊急・復興期とは異なり、汚職はよりシステマティックになり、アチェ人がその国家を決定するのではなく、ワシントンや東京とともにジャカルタの人間が決めるという。同氏は、このシステマティックな汚職は、アチェにおける津波後の民主主義文化の構築やアチェ人から共感を得るよりも、その影響はより大きいと述べた。
 また同氏は、米国がアチェの津波被害者に対して援助を供与しているのは、将来的な利害があるからであり、米国自身もアチェにおける民間部門を拡大し、長期的なアチェの建設に参加すると表明していると述べた。そのため、アチェを天然ガスに支えられている米国の経済基盤にしようとしているという。(Media Indonesia, 05/01/10)
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by NINDJA | 2005-01-10 12:00 | 援助の問題