2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●活動報告(2006年3月9日)

○ブラン・ニボン村でTV局の取材を受ける
 メトロTVというインドネシアのテレビ局が、漁民への支援について取材したいということで、朝早くからサムドゥラ郡ブラン・ニボン村に行きました。メトロTVの人は、NINDJAが供与したサウォッについて、住民から話を聞いたようです。「資本もいらない(漁船と違い燃料費などを払わなくて済む)、貧困層に届く、被災者が生計を立てる手段を必要としている初期の段階で支援をした」などとお褒めの言葉に預かりました。
c0035102_1224516.jpg ブラン・ニボン村のイドリスさんが海から上がってきたところを、わたしたちが待ち受け、獲ってきたサクラエビを食べているところや、浜辺で村の人びとと一緒に話しているところを、メトロTVが撮影していきました。3月末までには完成するらしいので、とても楽しみです。(奈)

○クアラ・シンパン・ウリムの小学校騒動再び
 ブラン・ニボン村からの帰り道、クアラ村の村長から電話が入りました。4日に話し合いをしたことが、危うく無に帰すことになりそうな事態が起こっていたのです。村長によると、話し合いで別の用途にまわすことになっていたはずのJRSテントが運び込まれたとのこと。しかも、JRSは「NINDJAの支援はまだあと1カ月かかる」と説明したらしいのです。
c0035102_123898.jpg NINDJAは1週間以内に建築資材の物価調査、購入、搬送をする予定でいましたが、村の人たちを安心させるために、急遽その日のうちに資材の一部を買い付け、村に運びました。村の人たちは「ほかの支援がなくても、まずは学校を」と言っていたこともあり、資材が運ばれて、ほっとしたようでした。いっぽう、JRSのテントは完全に野ざらしになっていました。
 それにしても、なぜこのようなことが起こったのでしょうか。原因はいまだにわかっていませんが、もしかするとJRSのスタッフが、すでに決まっていた支援がペンディングになったということを本部に伝えることができず、村の人に嘘をついて、無理やり既成事実をつくろうとしたのかもしれません。支援の重複は誰もがなるべく防ぎたいことですが、ある程度は自然に起こってしまうのも仕方がないことでしょう。とすると、それが起こってしまったときに、どう対応するかが問題ですが、少なくとも被支援者の利益を考えないでドナー側の都合を優先するというのは絶対にあってはならないことだと思います。(瑛)
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by NINDJA | 2006-03-10 00:59 | NINDJAの救援活動