●インドネシア政府、援助責任者の窃盗を発表
2005年 01月 28日
汚職監視団体の代表で国連の緊急援助を請け負っている責任者が逮捕されたことにより、援助活動に影響が生じる恐れが出ている。政府役人による支援額増大のための避難民数水増しを先週非難した「政府監視団」のファリド・ファキ代表は27日、バンダ・アチェ空港倉庫での援助物資の不適切な保管と配布の容疑でインドネシア空軍に逮捕された。国連はこの件につき調査をおこななっていると述べるいっぽう、「政府監視団」側はファリドが物資の安全確保のために移動させただけであり、保管および空港からの持ち出しの許可を国軍から得ていたと潔白を主張した。ファリドは殴られた形跡があるもよう。国軍報道官は、自分自身のためか、人びとのためか、自由アチェ運動(GAM)のためか、3通りの可能性があると述べた。(The Age, 05/01/28)
by NINDJA
| 2005-01-28 12:00
| 援助の問題