2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●今後の活動予定(2005年2月10日)

 2月9日21:00~23:00、ロスマウェのNGOの友人たちと会議を開き、インドネシア民主化支援ネットワーク(ニンジャ)を通じて寄せられた義捐金のつかい道について話し合いました。

<緊急援助か中長期プログラムか>
 避難民キャンプを訪問する限り、基本必需品すら不足している状況で、いまだに緊急援助が必要なのではないかと思わされます。しかし友人たちは、物資供与、学校・住居の建設は地方政府の役割であり、地方政府に(これ以上)楽をさせてはならない、むしろ避難民が再び生計を立てられるようにするための支援こそ、避難民のニーズを聞き、その状況をより理解しているNGOにしかできない仕事だと、中長期プログラムをおこなっていくことを提案しました。
 ただし避難民がリロケーション・センターに移転させられた場合、さらに新たな問題が発生するため、避難民はそちらへの対応で余裕がなくなり、プログラムどころではないとも考えられます。

<活動スケジュール>
 そのため、やはりまずは避難民キャンプの状況を把握していくことをつづけることになりました。以下のような日程で、当面の活動をおこないます。
①2月5~19日:北アチェ県、ロスマウェ市にある全避難民キャンプの調査
②2月20~26日:①の結果から中長期プログラムを実施しやすい村(ニーズが高いか、村にまとめ役がいるか、軍の妨害はどの程度か、リロケーション予定地はどこか、などで判断)を複数選択し、さらに詳細な調査
③2月27日~3月5日:②で調査した結果から、それぞれの予算を立てる(この期間中、ビザが切れるため佐伯は一時帰国)
④3月6日ごろ:②、③の結果について再度話し合い。

<パートナー>
 この会議で、正式に、北アチェ県で女性支援をおこなっている「Jari Aceh」をパートナーとすることとなりました。1999年から、ニンジャと協力関係にある団体です。1999年には、エクスポージャー・ツアーを受け入れてくれたほか、2000年からは、軍事作戦で父親を殺された子どもたちへの奨学金供与プログラムの実施団体となってくれています。
 現在、常駐のスタッフは3人(全員女性)ですが、みな、助成金のないときは10万ルピア(1100円)、助成金があっても30万ルピア(3300円)という薄給でも、夜中まで活動するほど熱心です。90年代前半から、5つの村の女性たちの組織化、支援をおこなっていますが、彼女たちからの信頼も絶大です。
 なお調査、プログラム実施の期間は30万ルピア、プログラム終了後の評価の期間は日に5万ルピア(食事込み)、それ以外に事務所経費、交通費などを義捐金から出させていただきます。ニンジャの、集まった義捐金は可能な限り、被災者の手に渡したいという思いを、彼女たちも共有してくれています。
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by NINDJA | 2005-02-10 11:28 | NINDJAの救援活動