2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●活動報告(2005年2月13日)

○バンダ・アチェへ
 8時30分、ロスマウェを出発、バンダ・アチェに向かいました。道中の避難民キャンプに物資を運びながら、キャンプの状況ついて調査することになり、これまで届けていなかった分を含め、乳幼児用粉ミルクを36箱ずつ20セット(720箱)準備しました。

運んだ物資
乳幼児用粉ミルク(追加分) 6500ルピア×415箱=269万7500ルピア=3万653円(1円=88ルピア)

○クルン・マネー(Krueng Mane)郡の避難民キャンプ(1)
・チョット・スラニ(Cot Seurani)村の住民66世帯340人が避難(死者70人)
・完全に倒壊した家119軒
・農具、漁具がないが、漁に出はじめた
・政府の援助を待ちきれず、自分たちで家(小屋)を建てはじめた

○クルン・マネー郡の避難民キャンプ(2)
・タノー・アロー(Tanoh Aroh)村の住民135世帯500人くらいが避難
・死者223人、身元がわからず大量埋葬したのが96人
・187艘の漁船が破壊
・元の村での生業は、男性が漁業、女性が魚干し
・一部は漁に出はじめた
c0035102_4144794.jpg・粉ミルクが不足
・生まれて数日の赤ん坊、体重はたった2kg
・キャンプ内に陸軍戦略予備軍歩兵大隊が駐屯
・兵士に、写真を撮ってほしいと言われ、撮影したところ「おカネはどこ?」とせびられた(写真)

○ビルン(Bireuen)県マンプラム(Mamplam)郡の避難民キャンプ(1)
・チャロッ(Calok)村の住民95世帯431人が避難(死者5人)
・家はほぼ倒壊
・元の村での生業は、養殖池50%、漁30%、水田20%
c0035102_4152654.jpg・津波に呑まれ、両目を痛めたおじいさんは、バンダ・アチェで手術を受けた(写真)
・郡役場に援助物資(コメ)を取りに行かなくてはならず、そのたびに交通費3万ルピアかかる→35万ルピアをカンパ
・15日間、援助がなく、この状況がつづくならビルン県知事庁舎にデモする予定
・これまで訪れたキャンプのなかで、もっとも悲惨な状況

○ビルン県マンプラム郡の避難民キャンプ(2)
・以下の7カ村が避難
・ウレェ・カレン(Ulee Kareng)60世帯291人
・クデ・タンボー(Kuede Tamboe)8世帯31人
・チュレ・トゥノン(Cure Teunong)52世帯247人
・チュレ・バロー(Cure Baroh)45世帯11t人
・プヌルッ・バロー(Peuneulet Baroh)40世帯210人
・ムナサ・アサン(Meunasah Asan)2世帯13人
・アルー・ルホップ(Alue Leuhop)2世帯8人
・基本必需品(飲料水、野菜、食用油、卵、薬)が不足
・1週間、援助がない

○ビルン県サマランガ(Samalanga)郡の避難民キャンプ
・ピヌン・シリベ(Pinueng Siribe)村の住民159世帯741人が避難(死者15人)
・津波で夫を失った女性は3人
・1週間、食糧が不足している
・基本物資は5日に1回与えられる
・元の村での生業は、漁、水田、養殖池
・キャンプ内に陸軍戦略予備軍歩兵大隊が駐屯、ビルン県の避難民キャンプの地図を作成している

○ピディ(Pidie)県ウリム(Ulim)郡の避難民キャンプ
・以下の6カ村が避難
・シブラ・チョッ(Sibelah Cot)40世帯160人
・プロー・ウリム(Puloh Ulim)24世帯96人
・ンゴロンロン・コパ(Ngorongrong Kopa)52世帯231人
・グラン・ガン(Geulang Gang)17世帯77人
・ティジン・フセイン(Tijin Husein)7世帯21人
・ティジン・ダボー(Tijin Daboh)6世帯28人
・UNICEFから各世帯にテントが与えられている
・基本物資は十分ということで、援助もかなり届いている様子
・ただし村に戻った元避難民が援助を受けられず、食糧が不足しているらしい
・元の村での生業は、養殖池、漁、水田
・漁船、塩田をつくるための道具が必要

○ピディ県トゥリン・ガデン(Trieng Gadeng)郡の雛民キャンプ
c0035102_416022.jpg・サゴー(Sagoe)村の住民173世帯635人が避難(死者は13人)
・幸福正義党(PKS)が子どもたちにコーラン朗誦を教えている(写真)
・元の村での生業は、漁、ゴザ編み、水田
・女性のための定期的健康診断あり
・この20日間、援助物資が不足している
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by NINDJA | 2005-02-14 11:45 | NINDJAの救援活動