2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●活動報告(2005年2月24日~25日)

○新たに2村で漁具の材料買い付け

 2004年2月24日は、ジャーナリストYさんの取材協力のため、終日、北アチェ県の人権侵害犠牲者などのインタビュー通訳をしていました。軍事戒厳令中、軍にレイプされそうになった女性(わたしの友人なのだが、2年ぶりに会って、頬がゲッソリこけていたのでショックだった)、2月19日に海兵隊に殴られたスヌドン郡の避難民などから話を聞きました。
 友人たちは、その間、ランチョッ村、ジャンボ・メスジッド村の漁具の材料の買い付けです。これで、6つの村への支援を開始することができました。

<ランチョッ村>
サウォッ・サベェ 55個
・材料費 55万9500ルピア
・竹購入費(1個2万5000ルピア、半額のみ前払い) 68万7500ルピア
・製作費(材料費込み1個6万5000ルピア、半額のみ前払い) 178万7500ルピア

サウォッ・シラン 45個
・材料費 977万9500ルピア
・竹購入費(1個2万5000ルピア、半額のみ前払い) 56万2500ルピア
・製作費(1個5万ルピア、半額のみ前払い) 112万5000ルピア

漁のための靴(1個6800ルピア) 68万ルピア

<ジャンボ・メスジッド村>
サウォッツ・サベェ 32個
・材料費 244万8000ルピア
・竹購入費(1個1万5000ルピア、半額のみ前払い) 24万ルピア
・製作費(1個4万ルピア、半額のみ前払い) 64万ルピア

サウォッ・シラン 11個
・材料費 228万4000ルピア
・竹購入費(1個1万5000ルピア、半額のみ前払い) 8万2500ルピア
・製作費(1個7万ルピア、半額のみ前払い) 38万5000ルピア

ジャラ(投網) 10個
・材料費 187万ルピア
・製作費(1個7万5000ルピア、半額のみ前払い) 37万5000ルピア

○ブラン・ニボン村で漁開始の儀式

c0035102_23153388.jpg 25日午後、最初に支援を開始したブラン・ニボン村で漁開始の儀式「プシジュック(Peusijuek)」がおこなわれました。イマム(イスラーム指導者)が、完成したサウォッに水をかけて清めます。その後、もち米と赤砂糖を食べ、いよいよ漁の開始です。
 サウォッは、思っていたよりも、ずっとずっと大きいものでした。わたしも漁に参加したいと考えていたのですが、かなり難しそうです。しかし、サウォッ・シランをもったおじさんは、くわえタバコのまま、軽々と海に入って行きます。あっという間に深いところまで行き、右へ左へと「ソロン」(押す)します。
c0035102_2316306.jpg 今日は、儀式ということで、5分ほどで、みなさん引き返してこられました。いまはサベェ(小さなエビ)の季節ですが、くわえタバコのおじさんのサウォッには、なんとブラック・タイガー2尾も入っていました。たった5分くらいだったのに!
 あと2カ月ほどすると、ブラック・タイガーの季節になるようです。
 村に戻って、暮らせる状態になっていなくても、こうして村で経済活動がはじまり、少しずつ復興へとつながっていくといいなぁと思います。
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by NINDJA | 2005-02-25 23:17 | NINDJAの救援活動