2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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●アチェ和平協議、突破口開け対話継続

 自由アチェ運動(GAM)は23日、インドネシア政府と第3ラウンドの和平協議を4月にヘルシンキでおこなうことを発表、また、インドネシア政府がアチェの自治政府案の検討に合意したことと引きかえに、独立要求を引き下げることを明らかにした。
 第2ラウンドの和平協議は23日、1万2000人以上が犠牲になった30年におよぶ紛争の解決へ向けた進展を見せて終了した。コミュニケーション・情報相ソフヤン・ジャリルは「両者の考えにいぜん違いはあるものの、実質的な話を始めることができた。政府は特別自治を提案し、彼ら(GAM)は自治政府を提案した。これらの提案は交渉のテーブルにあり、そのコンセプトを議論する必要がある」とコメントした。
 GAMはいままで特別自治を拒否し、独立に固執してきた。しかし昨年12月26日にアチェを襲った津波をきっかけに、政府とGAMは話し合いに応じるようになった。
 GAMが独立のかわりに自治政府を受け入れることは何を意味しているのかがはっきりしないなど、まだ障害は残っていると専門家や政治家は指摘している。しかし、GAMの見解の変化は転換点となる可能性を示しているのはたしかだ。
 2002年に合意された和平協定が破綻した理由の一端は自治問題にあった。
 独立要求を断念したのかとの質問に対し、GAM広報官のバクティアル・アブドゥラは、「紛争は簡単に解決できない。こうして折り合いをつけていかなければならないのだろう」と答えた。(Jakarta Post, 05/02/23)
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by NINDJA | 2005-02-23 12:00 | 和平への動き