2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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●国軍、アチェでの作戦パターンを変えず

 自由アチェ運動(GAM)代表団の助言役ダミエン・キングスブリーは22日、フィンランド・ヘルシンキでおこなわれている、GAMとインドネシア政府の和平協議において、GAM側が独立要求を取り下げたことについて、一歩前進であり、一つの妥協であると述べた。「(独立要求を取り下げたことは)特別自治を意味するのではない。なぜなら特別自治は現状維持のことだからだ。GAMは、地方選挙に参加することを希望している」
 GAM広報官バクティアル・アブドゥラは、「この紛争は独立で解決できない。わたしたちが話している主要な事柄は独自の政権についてである」と語った。
 このように一部進展があったものの、GAMはインドネシア政府側に対し、アチェに駐留している国軍および警察部隊5万人を撤退させるよう依然求めており、またアチェ人が自決権を行使できるよう、国連監視下のもと住民投票をおこなうことも強く要求した。
 いっぽう、エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は23日、アチェでのインドネシア国軍による作戦パターンに何の変化もなく、政治的決定を待っているところであると述べ、GAMが独立要求を取り下げたことを歓迎している。「独立しようとする地域があることは不自然なことだ。単一インドネシア共和国から分離する方法で問題を解決してはならない。もし和平協議が失敗に終わった場合、政府がGAMに対して断固たる措置を取るよう希望する」
 またジョコ・サントソ陸軍参謀長は、アチェにおける国軍駐留について、現政権の政策であり、国軍は政治的決定に従って任務をおこなうと述べた。(Sinar Harapan, 05/02/23)
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by NINDJA | 2005-02-23 12:00 | 和平への動き