2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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2005年 01月 29日 ( 5 )

●協議、まだ困難

 ユスフ・カラ副大統領は29日、ハミド・アワルディン法・人権相からの報告として、現在まで自由アチェ運動(GAM)とインドネシア政府のあいだの協議で依然としてかけひきがつづいていることを明らかにした。2回目の協議は、29日朝9時(ヘルシンキ時間)から開かれる。28日に開かれた1回目の協議については、手探りの段階だったとして、副大統領は詳細を明らかにしなかった。(TEMPO Interaktif, 04/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 和平への動き

●協議、行き詰まりか

 ヘルシンキでおこなわれているインドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)の非公式会談は29日もつづけられている。危機管理イニシアティブ(CMI)の仲介でおこなわれている協議だが、なんら成果を生み出さない可能性が高くなってきた。
 インドネシア代表団は、アチェ問題解決を、2001年法律第18号(アチェ特別自治法)で定められた特別自治で図りたいと考えている。GAM部隊は山から降り、すべての武器を差し出さなくてはならない。
 しかし、GAM代表団は、政府の提案を前向きにとらえていない。GAMはまず津波後の復興と救援活動が円滑におこなわれるよう限定的武装解除を提案している。
 インドネシア政府にとって、これは受け入れられることではない。アチェの治安はインドネシア政府、つまり国軍・警察の責任であり、仮にボランティアが命を落とすようなことになれば、インドネシアの名声は地に落ちてしまう。
 そのためインドネシア側は、このような事態がつづくなら、29日夕方(ヘルシンキ時間)には交渉のテーブルを離れる可能性がたかくなっている。(Liputan6.com, 05/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 和平への動き
 自衛隊・環境衛生スタッフ約20人が29日、バンダ・アチェのバンダ・ラヤ郡で殺虫剤を散布した。マラリアの発生、流行を防ぐために散布をおこなった隊員は、武装したインドネシア国軍部隊4部隊によって守られていた。
 それ以外に、日本の医療スタッフが、バンダ・ラヤ郡ラム・アラ村の広場にある診療所で、健康診断と治療をおこなっている姿もみられた。ラム・アラのほか、ブラン・ビンタンにあるイスカンダル・ムダ空軍基地にも、日本の医療チームの診療所がある。(Acehkita.com, 05/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 外国軍・援助機関の活動
 バンダ・アチェのアチェ災害・避難民対策本部から29日に得た情報によれば、アチェ州の地震・津波による被害者で避難民となった41万7124人のうち、約10%が精神的な障害が出ているという。
 また、避難民キャンプで広がっている主な3つの病気は、呼吸器感染症、痒み、胃痛である。避難民のうち、30%が呼吸器感染症、25%が痒み、そして12%が胃痛を患っているという。
 さらに避難民キャンプに収容されている子どもの中には、物乞いになるものも出はじめた。州知事邸のある住宅街などの人通りの多い場所では、何人かの10歳以下の子どもが物乞いのため出入りしている。(Kompas, 05/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 被災状況
 インドネシア政府とアチェ独立派は土曜日、今回の津波による大災害を機に、30年にわたる戦闘の終結を目指す話し合いを進めると発表した。
 アチェの人道的危機問題に焦点をあてた2日間の話し合い終了後、代表団は、次回の話し合いについて、インドネシア政府と独立派の政治に対する考え方の違いに焦点をあてたものになることを明らかにした。
 GAM首相マリク・マフムドは、「GAMのリーダーたちは、今回、インドネシア政府高官と緊密な関係を築いた。わたしたちの一番の関心事は、アチェでの復興活動が順調に進むよう停戦することだ」と述べた。
 しかしながら、30年にわたり、ストックホルムで亡命生活を送ってきたGAMのリーダーたちがどれだけ現場の兵士たちに影響を持ちえるかは定かではない。
 インドネシア政府は今回、ウィドド・AS政治・法・治安担当調整相を含むこれまででもっとも上官の交渉担当者を派遣した。2004年にアチェ独立派との停戦をうたって当選したスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、「これは停戦に向けた大きな契機だ」と述べた。
 しかしながら、アチェ人のなかには安易な協定締結に懐疑的なものもいる。(Reuters, 05/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 和平への動き