2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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2005年 03月 26日 ( 2 )

 国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所は、ナングロー・アチェ・ダルサラム州での救援活動を26日で打ち切ると発表した。UNHCRは半年間の支援活動をおこなう予定であったが、インドネシア政府が活動継続に同意せず打ち切りとなった。これまでテントや調理道具の支給をおこなってきた。しかし各国から寄せられた4000万ドルのうち3000万ドル以上がつかわれないままに残った。(Asahi, 05/03/26)
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by NINDJA | 2005-03-26 12:00 | 外国軍・援助機関の規制
 アチェを拠点とするいくつかの女性団体は、大規模な津波によって家を失ったアチェ州の女性たちが、収容施設で性的いやがらせの危険に直面していると訴えている。26日にオクスファムが発表した統計によると、男性の生存者数は女性の生存者数をはるかに上回り、男性1人の死亡に対し、女性4人が死亡している村もある。
 アチェ・ジェンダー・トランスフォーメーション・ワーキング・グループの代表ミア・エムサは、「通常女性に対する性的虐待はバスルームに行かなければならないときに起こる」と説明した。ほとんどのキャンプのバスルームは男女の区別がなく、若い男たちは時間をつぶすためバスルームの近くでぶらぶらしている。エムサは女性活動家との会合で「女性専用のバスルームがあるキャンプでは、のぞき穴がある」と語った。
 女性活動家らは、キャンプの女性たちから裸にされたり、レイプされたりしたケースを数多く聞いたが、それらを確認するのは不可能だったと語った。アチェ女性連帯の代表ワンティ・マウリダールは、「地域の長老に女性避難者がレイプされたというケースをたずねても、それは両者の合意にもとづいた行為だった、という答えが返ってくるだけだった」と語った。
 ほとんどのキャンプでは、男女が同じテントのなかで寝起きしており、何のプロテクションも施されていない。レイプ事件が起きると、被害者の女性は人びとの口にのぼらないように、遠くへやられる。
 ラムセニア村から避難民生活を夫とともに送っているスラスミは、「夫とわたしにとって、ここでの生活が居心地よくありません。ここの男性生存者の多くは妻を失っているからです」と言っている。オクスファムの調査によると、ラムセニア村の人口220人のうち生存者は124人で、そのうち女性生存者は26人しかいない。(Reuters, 05/03/26)
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by NINDJA | 2005-03-26 12:00 | 被災状況