2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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2005年 06月 27日 ( 2 )

 ロスマウェの友人たちからは連絡が来ていたのにもかかわらず、長らく活動報告をアップできずにおりました。申し訳ありません。今日から、少しずつアップしていきます。

○マタン・スリメン集落について(5月17日、6月1日に送られてきた報告より)
c0035102_22553379.jpg<JPS>
 5月4日の活動報告でお伝えした、無償で治療を受けられるための「JPS」という書類ですが、5月17日には全員分取得できていることが確認できました。JPS取得にかかる費用として50万ルピア渡していたのですが、あまりが出たため、病院では入手できず、購入しなくてはならない薬の購入にあてたそうです。c0035102_22554539.jpg<家>
 ハンセン病の村だということで、ほかの被災者からも差別されているマタン・スリメン集落の人びとにとっての最大の懸案事項は、家の問題です。
 5月はじめ、仮設住宅にも入れず、墓地の前でテント生活をしている人びとに、ルンビアの葉でつくった屋根を支援しました。
 現在、ACHという団体がオランダからの支援を受け、元の場所に彼らの家を建設することになりました。海から近いのですが、人びとも、ほかに行く場所がないということで納得せざるを得なかったようです。
 すでに集落に戻り、掘っ立て小屋を建てている人びとも出ているとか。彼らが集落に戻る際は、わたしたちが支援したルンビアの葉ももっていってくれるとのことでした。
<漁業>
 支援した漁具「サウォッ・シラン」をつかって、大きなエビを獲れるようになっており、1日4万ルピア稼げることもあるそうです。

○カンプン・ラマ村について(5月17日、6月1日に送られてきた報告より)
c0035102_2352065.jpg<水道>
 5月14日の活動報告で流した水道設置工事がはじまりました。写真は、3つ設置される貯水槽の1つになります。6月1日時点で、すでに2つの貯水槽が完成し、水が流れるようになったようです。
<漁業>
 42の「サウォッ・サベェ」、11の「サウォッ・シラン」を支援しましたが、それもすべて完成しました。村のほとんどの人が元の村に戻り、生活を再開しているそうです。マタン・ウリム村にある仮設住宅に残っているのは一部だとか。
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by NINDJA | 2005-06-27 22:54 | NINDJAの救援活動
 自由アチェ運動(GAM)のメンバー約5000人を統括するムザキール・マナフ司令官は27日、声明を発表し、欧州連合(EU)の事実調査団の訪問中にインドネシア国軍との衝突を避けるよう命じた。マナフは、インドネシア政府が国軍の勢力を増強していると非難し、アチェ紛争の平和的解決を破壊しようする国軍や警察の挑発に乗らないようGAMメンバーに強く呼びかけている。
 EU調査団は和平監視拠点を設置するため、28日から4日間にわたって現地調査をおこなう予定である。
 30年にわたるアチェの紛争を解決する努力は、99年の東ティモール分離以来、インドネシアにとっては最大の脅威とみなされている。コヒリン・スガンダ・サプトラ少将は、国軍がEU調査団を歓迎するとし、「EUは現地調査後に監視団を派遣し、アチェの問題解決にあたる。このなかには、 GAMにどうやって武器を放棄させるかという問題も含まれている」と発言している。(AP, 05/06/27)
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by NINDJA | 2005-06-27 12:00 | 和平への動き