2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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カテゴリ:軍事作戦・人権侵害( 85 )

 法律擁護協会(LBH)アチェ支部代表ルフィアディは、アチェ・ニアス復興庁(BRR)が最大限の職務をおこなうことができないとの懸念を投げかけた。アチェでは、非常事態が、BRPの職務を妨げるという。
 ルフィアディによると、アチェの復興はその経過をモニターするために当地の住民を参加させたものでなくてはならず、それは人びとが恐怖を抱いた状態ではなく、落ち着いた雰囲気のなかでおこなわれなくてはならないという。「現在までのところ、国家予算からの資金や海外からの援助について盛んに話がなされているが、われわれはそのことについてまだ知らない。現在われわれが言えるのは、それらの資金がまだ現場に下りてきていないということだ。3カ月間の緊急支援期間、それらの資金の流れがどうなっていたのか、まったく知らない」
 またルファイディは、非常事態を維持したままでのアチェの復興は困難であると述べた。(Sinar Harapan, 05/05/10)
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by NINDJA | 2005-05-10 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 アチェ復興庁長官クントロ・マンクスブロト(元鉱業・エネルギー相)はロイター通信に対し、8日、アチェの非常事態は延長されないだろうと述べた。これは自由アチェ運動(GAM)との第44回目の和平協議が5月26日~28日にヘルシンキで予定されていることで、和平攻勢を強めるインドネシア政府の意志であるかもしれない。クントロはこれ以上のことは明らかにしていない。(Jakarta Post, 05/05/08)
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by NINDJA | 2005-05-08 12:00 | 軍事作戦・人権侵害

●北アチェ県で銃撃戦

 6日朝9時、北アチェ県スヌドン郡ウレェ・ティティ・マタン・アノー村で、自由アチェ運動(GAM)との銃撃戦が起き、海兵隊2等兵のジュマリオが銃撃で死亡し、海兵隊軍曹長のヨハネスが銃撃で負傷した。
 GAM側では、この事件でリムンとタイラン(いずれも仮名)の2名が死亡し、ブリス(仮名)1名が銃撃で負傷した。またGAMメンバーの1人は逃走したと報告されている。
 国軍作戦副司令官のスロヨ・ギノ准将は、ジュマリオの戦死は、治安の妨害から住民を守るために最大限の作戦の職務を遂行した際に起きたものだったと語った。(TEMPO Interaktif, 05/05/06)
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by NINDJA | 2005-05-06 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 国軍広報官エディ・スリスティアディは5日、北アチェ県シンパン・ジャンビで4日、自由アチェ運動(GAM)のゲリラ10人が、村人をエスコート中の国軍兵士を急襲、約30分の銃撃戦の末、7歳の男の子が被弾して死亡、国軍兵士3人と村人9人が負傷したことを明らかにした。村人のうち2人は重傷だという。
 広報官は、GAMからの強奪を恐れる村人が、いちばに行く際、国軍の護衛を頼むことが多いと説明している。(Jakarta Post, 05/05/05)
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by NINDJA | 2005-05-05 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 政治・法・治安担当調整相事務所包括的作戦代表ハルサントは25日、アチェのいくつかの地域で、非常事態が格下げになることを明らかにした。しかし自由アチェ運動(GAM)の活動が活発と考えられる地域では、依然として非常事態のままだという。格下げになる予定の地域は、シンキル県、中アチェ県で、大アチェ県、ピディ県、ビルン県は依然として非常事態が適用される。(Sinar Harapan, 05/04/26)
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by NINDJA | 2005-04-26 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 アチェの国軍広報官アリ・ムリア・アスナウィは21日、東アチェ県プルラックで20日、自由アチェ運動(GAM)が国軍の監視所を襲撃し、国軍との銃撃戦となり、GAMメンバー 7人が射殺されたと発表した。国軍側に死傷者は出なかったという。国軍はピストル、弾薬や重要書類も没収した。
 北アチェ県では21日、元GAMメンバーがGAMとみられる武装ゲリラに誘拐されたのちに射殺されている。(Jakarta Post, 05/04/21)
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by NINDJA | 2005-04-21 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 イスカンダル・ムダ軍管区司令官エンダン・スワルヤは、ヘルシンキでおこなわれた第3回目の政府=自由アチェ運動の協議終了後の17日夜、国軍がアチェで停戦あるいは和平協定が締結されるまでは戦いを続けるが、軍隊を増派する予定のないことを明らかにした。
 スワルヤは、和平会談がどのような結論になっても歓迎するが、国軍のアチェでの活動が続行中であると述べている。現在津波救済活動のため非公式に実施されている停戦については、GAMがその勢力を強固なものにするため利用しているため無意味であり、和平協定こそが紛争を決着させるものだという。
 スワルヤはまた、津波後状況が変化し、国軍の役割が救済活動と治安とに分けられるようになったとも語った。 スワルヤはまもなくアチェから異動となる予定である。(Jakarta Post, 05/04/18 )
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by NINDJA | 2005-04-18 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は8日、アチェ問題の解決において、インドネシア共和国単一国家の一体性を保つため、軍事的措置が必要であると述べた。しかし同司令官は、平和的解決がよりよいとの見方をしている。「わたしは(和平協議の)プロセスには参加していない。というのも、それは政治的決定を生み出す政府の試みであるからである。原則的には、それぞれの側から多くの犠牲者を出さず平和的な方法で問題を解決する方がよりよい。しかしわれわれの基本原則は、暴力を避ける試みが成功しなかった場合、国家の統一はすべてのものに優先されなければならないということである」(detikcom, 05/04/08)
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by NINDJA | 2005-04-08 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 アチェ住民投票情報センター(SIRA)は2005年4月2日14時00分(アチェ時間)、アチェ・ジャヤ県のボランティアから、同県スティヤ・バクティ郡リガ村駐屯の海兵隊によるウェスト・サウス人道救援センター(WS-HRC)ボランティアに対する一方的な行為について報告を受けた。以下は、被害者の身元に関するものである。

名前:ラシディ
年齢:28歳
職業:元学生
住所:バンダ・アチェ市バンダ・ラヤ郡

名前:エルナ・アスマ
年齢:22歳
職業:学生
住所:バンダ・アチェ市バンダ・ラヤ郡

名前:ヘンドラ
年齢:-
職業:学生
住所:メダン

 本来人道ボランティアはアチェにおける地震・津波災害の被害者に対する人権活動をおこなう上で、その権利を保護、保障されるべきであるにもかかわらず、この人道ボランティアに対する一方的な逮捕事件は、アチェにおいてインドネシア軍が残忍行為と暴力行為を繰り返しおこなっていることをわれわれに示している。
 SIRAは、WS-HRWの人道ボランティア3人を一方的に逮捕した側に対し、彼らがアチェジャヤでの住民の支援活動に復帰できるよう、直ちに無条件で釈放するよう強く求める。
 SIRAは、インドネシア軍のアチェにおける駐留は民間人に対する暴力行為のようにアチェ住民の生活を破壊しているため、インドネシア軍がアチェから撤退することを強く求める。軍事戒厳令および民事非常事態の適用の結果、アチェの民衆は現在にいたるまで、いまだ精神的、肉体的な苦痛を被っている。
 以上、アチェにおけるいかなる暴力も止むことを願い、われわれはこのブレス・リリースを事実にもとづき作成した。

バンダ・アチェ、2005年4月4日
アチェ住民投票情報センター(SIRA)
ナスルディン・アブバカル

添付:クロノロジー

 13時30分(インドネシア西部時間)、WS-HRWのボランティアは、アチェ・ジャヤ県サンポイニット郡およびスティア・バクティ郡地域の人道支援の不正使用問題についてアチェ・ジャヤ県知事と調整をおこなうため、同県県庁所在地のチャワンへ向かった。
 県知事と会ったのち、そのボランティア3人はパテックにあるWS-HRWの救援ポストに戻るため2台のバイクで向かったが、途中スティア・バクティ郡リガ村で同村駐在の海兵隊部隊に止められた。逮捕される前、被害者のひとりは、自分たち3人が逮捕されることに関してバンダ・アチェのWS-HRWと連絡をとったが、すぐに連絡が途絶え、再度連絡をとることができなくなってしまった。WS-HRWのボランティア3人の逮捕に関する動機はいまだ不明。
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by NINDJA | 2005-04-04 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 インドネシア国軍は27日、アチェ独立派と衝突し、兵士1人が死亡、1人が負傷したと発表した。この衝突は、フィンランドで継続中の和平交渉後初の武力衝突であった。衝突が起きたアチェ州では、津波以降多くの援助ワーカーが活動しており、その安全が懸念されている。
 州都バンダ・アチェの近郊大アチェ県で起きた衝突について、国軍も自由アチェ運動(GAM)も詳細を明らかにしていない。(Jakarta Post, 05/02/27)
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by NINDJA | 2005-02-27 12:00 | 軍事作戦・人権侵害