2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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カテゴリ:和平への動き( 279 )

 国会は11日、アチェ和平合意の目標条項を定めるアチェ行政法案を可決、アチェ州に広範な自治権を与え、選挙への道を開いた。しかし、元自由アチェ運動(GAM)メンバーは、行政法について、政府が約束した自治レベルの質を落としたと述べ、和平合意を監督した国際的な監視機関がこの訴えを調査するよう求めた。
 116ページからなる同法は、緩慢なことで悪名高き国会によって性急につくられ、アチェに石油や天然ガスなどの天然資源収入の70%の権限を与えている。また、元GAMメンバーに州知事や他の上級ポストを競う選挙に独立候補として、あるいは彼らの政党の代表として立候補することを認めている。
 元GAM広報官ムナワルリザ・ザインは、行政法の一部について、中央政府に権限を与えすぎており、国軍の役割も不透明なままだと批判した。ムナワルリザは、再び武器を手に取るつもりはないが、州内に残っている欧州連合(EU)の監視団に不満を伝える意向を示した。
 いっぽう行政法案作成委員会を率いたフェリー・ムルシダン・バルダン議員は、これらの批判を認識しており、法律の改正がまだ可能だと述べている。(Jakarta Post, 06/07/11)
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by nindja | 2006-07-11 12:00 | 和平への動き
 10日午後1時15分ごろ、アチェ住民投票情報センター(SIRA)タミアン代表サムスル・バフリと SIRAブラン・ピディ代表サハルディンが、治安当局に逮捕された。彼らの状況は不明である。サムスルはタミアン県警察諜報部長に連行され、サハルディンはブラン・ピディ警察に連行された。
 サムスルはランサの交差点でビラを配布しているときに逮捕された。逮捕時、警察はビラをずたずたに引きちぎった。サムスルは逮捕されるとき、警官1人に殴られてもいる。なお、サムスルの逮捕後、SIRAの活動家であるハナフィも逮捕されている。
 SIRAのスポークス・パーソンで「平和的一斉ストライキ」のコーディネーターであるダワン・ガヨによると、彼らは一斉ストライキを呼びかけるビラを巻いたことで逮捕されたという。アチェの市民団体は、11日に国会本会議で可決される予定のアチェ行政法案を完全なものにするため平和的に大衆ストライキを呼びかけている。ストライキは11日の6時から12時までおこなわれる予定である。
 ダワンは、SIRA活動家は法に触れておらず、彼らの逮捕は遺憾であると述べた。(SIRA, 06/07/10)
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by nindja | 2006-07-10 12:00 | 和平への動き
 M・マルフ内相は10日、アチェ州で9月に選挙を実施する計画であることを明らかにした。選挙の実施につながるアチェ行政法案は、11日に議会で承認されるとみられる。
 今回のアチェ行政法案が可決されれば、国内埋蔵量の5.5%を占めるアチェ州内の石油と天然ガスからの収益に対し、州政府が強い権限をもつことになる。(Jakarta Post, 06/07/10)
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by nindja | 2006-07-10 12:00 | 和平への動き
 元自由アチェ運動(GAM)広報官のムナワルリザ・ザインは9日、11日に国会を通過するであろうアチェ行政法について、前反乱者(GAM)の政党樹立を認め、天然資源収入の70%を州に還元するなどの内容を盛っているが、いくつかの条項が昨年調印した和平合意に違反するものであるとして批判した。
 ザインによれば、アチェにおける国軍の役割と中央政府の州への介入範囲が不明で、不信感を助長するものであるという。ザインは、このことが民主化と和平のプロセスを阻害する恐れがあると警告している。(Jakarta Post, 06/07/09)
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by nindja | 2006-07-09 12:00 | 和平への動き
 諜報研究・分析者のワワン・H・プルワントは8日、故クスマヤディ准将邸で発見された武器について、国軍が自由アチェ運動(GAM)に対して必要とされる非常用の武器調達であったと述べた。プルワントによれば、当時の状況下では、短時間で武器を調達する必要があったという。(TEMPO Interaktif, 06/07/09)
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by nindja | 2006-07-09 12:00 | 和平への動き
 アチェ監視使節団(AMM)は、北アチェ県パヤン・バコン郡で、元自由アチェ運動(GAM)兵士1人が死亡した発砲事件について、深刻な和平合意覚書違反であるとの見方を示した。 AMMは、この事件を治安規制委員会との会合の議題に取り上げる予定だ。
 AMMのGAM側代表であるイルワンディ・ユスフは6日、ある特定の側の傲慢さが引き金となった事件が、今回で最後になることを望むと述べた。また、この間進んでいる和平への道のりがこの事件によって台無しにならぬよう求めた。さらにほかのGAMメンバーに対しては、恨みを持たぬよう訴えた。
 イスカンダル・ムダ軍管区軍警察は、現在まだ事件の捜査をおこなっている。事件発生現場において現場検証がおこなわれたにも関わらず、誰一人として容疑者として特定されていない。(Liputan6.com, 06/07/07)
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by nindja | 2006-07-07 12:00 | 和平への動き
 7月11日に国会本会議においてアチェ行政法案が可決される予定であるが、アチェ
の各界から多くの反対の声が上がっている。
 アチェ住民投票センター(SIRA)のタウフィック・アブダは5日、国会の会派代表によって作成された法案について、多くの点がヘルシンキ和平合意覚書と矛盾していると述べた。そのうえ、法案の決定的な内容の多くについても、アチェ特別自治に関する2001年法律第18号や、地方行政に関する2004年法律第21号よりも、また人権法廷については、人権法廷に関する2000年法律第26号よりも後退したものであるという。
 たとえば、同法案8条には「アチェの方針は、アチェ議会の協議と考慮を通じておこなう」とあるが、この条項はヘルシンキ和平合意覚書に反しており、「考慮」ではなく当初の法案どおり「合意」に戻すべきだという。(SIRA, 06/07/06)
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by nindja | 2006-07-06 12:00 | 和平への動き
 国会アチェ行政法特別委員会委員長のフェリー・ムルシダン・バルダンは6月30日、国会が懸案のアチェ行政法を7月11日の国会総会で承認し、法律が施行されることになる予定であることを明らかにした。同委員長によれば、アチェ行政法は、261条からなるという。特別委員会は7月13日、この法律をアチェで手渡す。(Jakarta Post, 06/07/01)
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by nindja | 2006-07-01 12:00 | 和平への動き
 アチェ行政法案作業委員会は26日、法案名を変更しないこと、そしてアチェがあくまでも1945年憲法で定められたインドネシア共和国単一国家 の一州であることが再確認され、同委員会において合意に達したことを明らかにした。
 当初の法案では、中央政府および国会はアチェ州知事および州議会と協議し、同意を得る必要がある「同意」という言葉がいくつかの条項で存在したが、それらはすべて削除され、「考慮」という言葉に置き換えられた。「同意」という言葉が連邦制に近い位置づけを連想させる一方で、「考慮」という言葉によって現行の垂直的行政構造の維持を明確に示すねらいがある。(Suara Pembaruan, 06/06/27)
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by nindja | 2006-06-27 12:00 | 和平への動き
 国会と政府は23日の非公開会合で、中央政府と州政府が共同で、アチェ州の石油・ガスを経営することで合意した。これは、アチェ人による天然資源の支配についての約束を破ることにはならないという。
 この合意は、国会議員と政府代表とのあいだでなされたもので、アチェ行政法特別委員会の主要メンバーと、M・マルフ内相、ソフヤン・A・ジャリル通信情報相、エネルギー・鉱物資源相プルノモ・ユスギアントロ、スリ・ムルヤニ財務相、ユスリル・イフザ・マヘンドラ国家官房長官が政府側から参加している。(Jakarta Post, 06/06/24)
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by nindja | 2006-06-24 12:00 | 和平への動き