2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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カテゴリ:被災状況( 60 )

 インドネシアの災害救援調整委員会は11日、確認された津波災害の死者数を11万7810人と発表した。行方不明者数は、12万7774人から11万4922人に下方修正した。これは、行方不明と数えられていた人の死亡が確認されたり、被災者キャンプで生存が発見されたり、すでにアチェを去った人がいたりしたからだ。
 同委員会によると、9日と10日で1414遺体が発見され、ここ数週間で死者数は一日あたり平均500人のペースで上がっていく見込みだという。(AP, 05/02/11)
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by NINDJA | 2005-02-11 12:00 | 被災状況
 北アチェ県タナ・バシール郡のマタン・バル村とクアラ・クルト村からの避難民約200人が10日夜、避難民委員会によって配給されたインスタント・ヌードルを食べたのち、食中毒により病院に運ばれた。
 この事件は、委員会が17時頃にそれら2カ村の避難民にインスタント・ヌードルを配給したことに端を発している。避難民キャンプにいた委員会は、この食中毒になった避難民をすぐに近くの保健所に運び、その後19時30分ごろ、北アチェ県チュッ・ムティア公立病院に運んだ。
 避難民のひとりであるジョハンによれば、配給されたインスタント・ヌードルは、ダンボール箱からではなく、下の方が濡れているコメ袋から出されたという。そのヌードルはおそらく食するのに適していなかったのだろう、と同氏は述べている。
 患者の多くは子どもであり、現在、同病院で集中治療を受けている。しかし、数百人の患者を病室に収容できないため、患者の中には病院の通路で治療を受けているものもいる。(Acehkita.com, 05/02/10)

情報によると、地方政府は、このインスタント・ヌードルが海外からの援助物資で、直接避難民に届けられたものだったと主張しはじめているという。これを理由に、地方政府が物資の一元化を図ろうとするのではないかと懸念されている。
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by NINDJA | 2005-02-10 12:00 | 被災状況
 保健省は6日、12月末の地震と津波による死者および行方不明者が24万774人に達したと公表した。保健省がAFPに伝えた数字によると、埋葬された遺体が11万3000体、行方不明者が12万7774人だという。(Jakarta Post, 05/02/06)
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by NINDJA | 2005-02-06 12:00 | 被災状況
 国会アチェ・北スマトラ災害対策管理チームは、被災した2地域がもはや緊急事態ではないという政府の発言を否定した。
 同チームのAS・ヒカムは4日、チームのモニタリングの結果、「克服されなければならない基本的な問題をまだ数多く発見した」と語った。その基本的問題とは、遺体の収容のほか、清潔な水の提供および避難民のキャンプ生活である。
 ヒカムによれば、同チームは、さまざまな派生する問題をただちに解決するよう政府に強く求めているという。人権擁護も同様である。「被災地の住民が、その権利を失うことがあってはならない」
 同チームのメンバーであるヌルリフはまた、2地域に対する、政府の基本計画にも焦点をあてた。「政府の基本計画にすでに疑問をもっている。何が2地域に対して計画されるのか、説明される必要がある」(TEMPO Interaktif, 05/02/04)
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by NINDJA | 2005-02-04 12:00 | 被災状況
 バンダ・アチェにあるシャ・クアラ大学学長補佐のダルニ・M・ダウドは、津波の結果、同大学の教員110名が死亡したことを明らかにした。その教員のうち教授資格者は3名、博士号保持者は5名だった。また職員も102名が死者した。「彼らは、一般的に津波に襲われた危険な地域に住んでいた」
 またダルニは、教員と職員の夫、妻、子ども395人も津波の犠牲者となったと述べた。さらに彼らの家380戸も全壊した。
 シャー・クアラ大学側は、津波による犠牲者や、家を失った者たちに対し、支援をするつもりであるという。(TEMPO Interaktif, 05/01/31)
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by NINDJA | 2005-01-31 12:00 | 被災状況
 バンダ・アチェのアチェ災害・避難民対策本部から29日に得た情報によれば、アチェ州の地震・津波による被害者で避難民となった41万7124人のうち、約10%が精神的な障害が出ているという。
 また、避難民キャンプで広がっている主な3つの病気は、呼吸器感染症、痒み、胃痛である。避難民のうち、30%が呼吸器感染症、25%が痒み、そして12%が胃痛を患っているという。
 さらに避難民キャンプに収容されている子どもの中には、物乞いになるものも出はじめた。州知事邸のある住宅街などの人通りの多い場所では、何人かの10歳以下の子どもが物乞いのため出入りしている。(Kompas, 05/01/29)
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by NINDJA | 2005-01-29 12:00 | 被災状況
 バンダ・アチェのアチェ災害・避難民対策本部によると、24日の時点における行方不明者の数は13万2172人に達したという。また遺体の収容作業は続いており、ンドネシア国軍とボランティアは、23日に遺体1408体を収容した。そのうち、1350体がバンダ・アチェ市と大アチェ県、残りの58体がアチェの西海岸で発見されたものである。すでに収容された遺体の合計は9万5992体で、毎日平均1100体の遺体が収容されている。
 24日は、バンダ・アチェ市のプナヨン魚市場など、ボランティアがまだ入ったことのない地域を重点的に遺体の収容作業がおこなわれた。また別の情報によれば、大アチェ県と接しているバンダ・アチェ市の周辺地域では、ボランティアがまだ収容していない遺体を頻繁に発見しているという。
 また被害がもっとも深刻だと考えられているルプン・アチェ・ジャヤ、チャラン、ムラボーへの陸路はまだ遮断されている。(Media Indonesia, 05/01/24)
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by NINDJA | 2005-01-24 00:00 | 被災状況
 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は23日、大アチェ県マラハヤティ港で記者会見し、チャランが南への道路、西への道路が寸断され孤立しており、修復に 3年以上かかるかもしれないと述べた。すべてが失われたチャランの避難民は、ラムノ地域に移転するのが望ましいという。(detikcom, 05/01/23)
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by NINDJA | 2005-01-23 12:00 | 被災状況
 23日、保健省が公表したデータでは、今回の地震・津波犠牲者が7000人以上増え、17万3981人に達したという。これは北スマトラでの死者240人と、行方不明の7249人を含んだ数字である。社会省では11万229人、アルウィ・シハブ国民福祉担当調整相は22日、13万2172人が死亡したと伝えており、三者間で数字の違いがある。(Jakarta Post, 05/01/23)
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by NINDJA | 2005-01-23 12:00 | 被災状況

●コレラ20人初確認

 22日付のインドネシア紙『テンポ』は、スマトラ沖地震で最大の被害を受けたアチェ州で、これまでに約20人のコレラ患者が確認されたと報じた。死亡例は報告されていないという。地震の被災地で、はしかやマラリアの発症例はあったが、まとまったコレラ発症が伝えられたのははじめて。今後患者が増えることも予想され、予防策が緊急の課題となりそうだ。現地で活動中のインドネシア人医師らによると、複数の避難所で発症例が出ており、汚染された水が原因とみられるという。(Kyodo, 05/01/22)
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by NINDJA | 2005-01-22 12:00 | 被災状況