2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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カテゴリ:アチェNGOの活動( 16 )

 インドネシア環境フォーラム(WALHI)災害マネージメントのソフヤンは31日、政府に対し、森林管理システム情報の透明性を求めた。アチェの5つの森林事業権(HPH)の復活に関して不透明であるという。たとえば、シムール県議会とWALHIの会合ので、住民たちがクルン・サクティ社の伐採権の復活についいていっさい知らされていなかったことが明らかになっている。地元のNGOは、地方議会もそのことを知らされていなかったのではないと疑っている。
 3月22日に、WALHIは、アチェの森林伐採会社5社に対し、森林相が事業権を復活させたことを批判していた。これはアチェの再建のための木材需要を満たすためとされている。(TEMPO Interaktif, 06/04/01)
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by nindja | 2006-04-01 12:00 | アチェNGOの活動
 NGOの連合体のアチェ・ワーキング・グループ(AWG)は22日、声明を発表し、アチェの再統合と和平プロセスにとって、民兵の存在が大きな障害として立ちはだかっていることを警告、東ティモールが経験した民兵による惨事を繰り返してはならないと訴えた。
 AWGは、武装解除のプロセスについて、政府・国軍が一部武器の引渡しを拒否しているという問題はあるものの、和平合意覚書(MoU)にもとづいて解決されるだろうと楽観視している。そして、現在の状況は「敵対行為停止の合意(CoHA)」のときと比べれば遥かに良いと評価している。
 しかしAWGは、アチェの和平実現にとって、再統合プロセスがもっとも重大な問題をはらんでいると指摘している。覚書では再統合は自由アチェ運動(GAM)の戦闘員、政治犯、紛争の犠牲になった一般市民がその対象になている。またGAM/アチェ国軍(TNA)と政府/国軍が紛争の当事者として認識されているが、実際の紛争のなかには民兵も関与していたという事実がある。この民兵の存在が覚書のなかでは取りあつかわれていない。
 AWGは民兵組織、または政府に援護された国土防衛団体(PETA)が政府から再統合プログラムの枠組みで資金を得るというたしかな情報を入手した。このような状況を憂慮し、AWGは以下の意見表明をおこなった。

1. 和平に向けて順調な歩みをみせている、治安体制構築の当事者であるGAM/TNAと政府・国軍をポジティブに評価すること。
2. GAM/TNAと政府・国軍の両者に、武器引渡し拒否問題に関するアチェ監視使節団(AMM)の決定を尊重するよう説得すること。
3. 民兵・PETAが再統合プログラム資金を得る権利があるとする政府方針について、政府はきちんと説明し、個々の犠牲者を発表すること。
4. 政府はアチェに存在する民兵・PETAの組織、そこに参加する個々人の名前を公表すること。また、それら民兵・PETAの総数と拠点も公表すること。
5. 政府はアチェの和平のため、民兵・PETAを解散させること。(AWG, 05/12/22)
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by NINDJA | 2005-12-22 12:00 | アチェNGOの活動
 NGOの都市貧民連合(UPC)は、住民の住宅の再建を計画しており、先日、バンダ・アチェのムラクシャ郡で住宅建設の可能性について調査をおこなった。
 アチェ津波支援のボランティア・コーディネーターであるムルヤ・ブルカ・ガムルヤは14日、UPCが現在ムラクシャ郡を活動の中心としており、助かった住民の人数の情報を得ていると述べた。「われわれは、ランジャバット村などの情報を得ており、住民との話し合いもすでにおこなっている」
 UPCは、破壊された集落の再建のため、8人の建築家を現場に派遣している。「UPCには8人の建築家がいるが、建設の主役は住民である。われわれはデザインをし、道具や資材、資金などを支援するだけである」
 ムルヤによれば、UPCは住宅、モスク、およびそのほかの施設の再建に必要なものすべてをすでに用意しており、またそれらの建設は、住民の希望通り、当初の場所でおこなわれるという。
 ムルヤは「UPCがプログラムを立てる支援は、移転地の住宅ではなく、集落において実施されなければならない」と述べた。同団体は移転プログラムに反対している。「もしわれわれがアチェ人の意向を組み入れないならば、アチェ人の大半は同意しない」(Acehkita.com, 05/02/14)
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by NINDJA | 2005-02-14 12:00 | アチェNGOの活動
 インドネシア赤十字は20日から、犠牲祭のための礼拝セット(サルン、ベール、マット)を配給しはじめた。大アチェ県、バンダ・アチェ、ピディ県、ビルン県、ムラボー、アチェ・ジャヤ県、ロスマウェ、北アチェ県、東アチェ県、シムルー県で、10万セット(10トン)が配給される予定である。(detikcom, 05/01/21)
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by NINDJA | 2005-01-21 12:00 | アチェNGOの活動
総選挙委員会(KPU)は、アチェ、北スマトラ州の津波犠牲者の情報を検索するサイトを開設した。14日現在のデータ数は1322件。(Posko, 05/01/13)
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by NINDJA | 2005-01-14 12:00 | アチェNGOの活動

●必要な物資

 アチェのボランティアからの情報では、医薬品や避難民キャンプの基本設備以外に、以下のものも必要とされている。お祈りのためのサルン、女性がかぶる白い布、コーラン、女性用下着、生理用ナプキン。(Posko, 05/01/12)
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by NINDJA | 2005-01-12 12:00 | アチェNGOの活動
西アチェ県からの避難民がタケゴン(中アチェ県)に避難、ゴルカル党事務所で暮らしている。7日までの避難民数は50人で、家族がムラボーから避難してくるのを待っている。彼らは着の身着のままで、その人数も増える見込みである。食糧、毛布、サルン、医薬品を必要としている。(Puspa, 05/01/08)
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by NINDJA | 2005-01-08 12:00 | アチェNGOの活動
 ビルンのボランティアによると、受刑者が家族に会いに行くことを求めたが、刑務所職員から許可されず、刑務所に火をつけ、逃げ出した。治安部隊が威嚇発砲後、受刑者に向けて発砲、2人が負傷した(2日)。
 5日、北アチェ県スノドンで、インドネシア国軍と自由アチェ運動(GAM)の武力衝突が発生、2人のGAMメンバーが死亡した。武力衝突の前、国軍はトラック・レオに乗り、スノドン地域で作戦をおこなっていた(6日)。(Kontras, 05/01/06)
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by NINDJA | 2005-01-06 12:12 | アチェNGOの活動
<キャンプ情報>
避難民数2493(女性1700、幼児285、乳児30、妊婦10、老人100)

<必要物資>
食糧(コメ、インスタントラーメン、食用油、砂糖、ミルク、飲料水、卵、塩、緑豆、ビスケット、赤ん坊ミルク)、衣料(上着、ズボン、下着、ブラジャー、生理用ナプキン)、テント、ゴザ、建築資材、医薬品(下痢止め、マラリア、風邪、解熱剤)、毛布、蚊よけ、コーラン、サルン、文具、食器、石鹸、タオル、歯ブラシ、歯磨き粉、洗剤、発電機、ろうそく、懐中電灯(PEKA, 05/01/04)
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by NINDJA | 2005-01-04 12:00 | アチェNGOの活動

●華人差別の噂はウソ

携帯メッセージで、アチェ被災者のなかでも華人系が差別されているという情報が流されていることについて、華人系インドネシア人協会(INTI)ジャカルタ代表は、たしかに小さな事件が起きているが、パニック、ストレス、絶望、飢えの状態にある被災者の混乱状況では当然起きうることであり、華人に対してのみ被害があるわけはないことを明らかにした。例として、以下のような事件が起きている。
・ベチャで家族の遺体を収容しようとした華人が40万ルピアの支払いを請求された。しかし、これは金持ちと考えられる誰に対しても起きてている。
・略奪に遭った華人系商店もあるが、ストレス状態にある人びとがなしたことである。また略奪に遭った商店にも、遺体が転がっているのをみて、彼らもその場を離れていった。
・物資配給において、係員は、本当に何もない人びとを優先している。INTIボランティアの華人も、それは同じだ。完全に正しいわけではないが、華人は金持ちだという概念があるために、華人が後回しにされるということが起きるのだろう。
・地震当日、空港からメダンに避難した多くが華人系だったのは事実である。しかし3日目以降は華人、非華人関係なくなり、華人系被災者も費用がないために何日も空港で待っている状態だ。なお空港職員のなかには、高くチケットを売りつけようとする人もいる。
・牧師が、教会前の被災者の収容に助けを求めたが無視された。しかし、これはみなが行方不明の家族を探すので必死でストレスになっているせいである。(INTI, 05/01/04)
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by NINDJA | 2005-01-04 12:00 | アチェNGOの活動