2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


by NINDJA
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カテゴリ:アチェNGOの活動( 16 )

 バンダ・アチェでピープルズ・クライシス・センター(PCC)(訳注:長く避難民支援をつづけてきたアチェのNGO)と調整を図りながら、活動をし、現在、ボランティア2人をムラボーに派遣している「人道のためのボランティア・チーム(TRK)からの活動報告。

<アチェ状況>
現在も遺体収容作業が進められている。瓦礫の下に、まだ多くの遺体があると考えられている。バンダ・アチェには現在、50の避難民キャンプがある。避難民の数、出身については不明。

<保健・衛生>
PCCを助ける保健スタッフは十分でない。バンダ・アチェに保健スタッフはいるが、一部に集中しており効率的でない。医薬品は不足している。飲料水を得ることも困難である。

<必要とされる支援物資>
コメ、魚、灯油、食用油、コーヒー、紅茶、砂糖、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、洗剤、ビタミン、マラリア予防薬、蚊よけ、上着、懐中電灯、電池、ゴム長靴など(TRK, 05/01/02)
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by NINDJA | 2005-01-02 12:00 | アチェNGOの活動
<役人のみなさん>
 もうアチェに出発するのはたくさんです。わたしたちの大統領は、すでに国民福祉担当調整相にアチェで任務に就かせました。これ以上の役人が来る必要はありません。役人は勝手な見方をするだけですし、出発しようとするボランティアの席を奪っています。
アチェは、食糧、医薬品、ボランティアを運ぶ輸送手段を必要としています。海外のボランティアのほうが、わたしたちより支援の方法を知っている状態です。わたしたちに恥ずかしい思いをさせないでください。マルクの人びとが、どうやって支援物資を配給すればいいか悩んでいるのをみてください。数百人のボランティアが、支援できずに呆然としているのをみてください。数万人のシムルーの人びとが支援を必要としているのをみてください。

<ボランティアのみなさん>
 アチェは観光地ではありません。休むところでもありません。あなたが来ることが迷惑にならないようにしてください。本当にアチェを支援するためには、強い動機と、明らかな目的をもっている人が必要です。遺体を運び、埋葬し、瓦礫を取り除き、病人に薬をあげ、食糧を配給する人が。アチェは、写真を撮って、戻ってから「わたしは、アチェのボランティアよ!」と胸を張るための場所ではないのです。

<メディアのみなさん>
 アチェを、ドラマの舞台にしないでください。本当に起きていることを伝えてください。アチェは広いです。まだまだ報じなくてはならないことがあります。アチェの人びとを客体としてではなく、主体として伝えてください。

<産業界のみなさん>
 この災害が貧困を生み出さないために、一時、ビジネスをするのをやめてください。彼らの必需品を売りつけ、彼らをより沈めてはなりません。社長さんたちの訪問は必要ありません。どうか、彼らがいっそう崩壊しないよう施設を準備してください。(Air Putih, 05/01/02)
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by NINDJA | 2005-01-02 12:00 | アチェNGOの活動
 ムラボーから60km離れたアチェ・ジャヤ県トゥモン郡には、現在までまったく援助が届いていない。トゥモンの人口は1万8000人。郡庁によれば、35の村のうち17が完全に倒壊、人口の3分の1が死亡したという。現在、たった1人の医者が、1日500人の患者を治療している。コレラが伝染しはじめている。
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by NINDJA | 2005-01-02 12:00 | アチェNGOの活動
<避難キャンプ>
ヒラク広場:1870人/670世帯(乳児126、幼児288、妊婦60、授乳中126)
カンダン:192人/67世帯
チュッ・ムティア病院:6200人
パンゴイ・アタス:118人/18世帯
ブラン・ナルム・マメー:123人/27世帯
ウトゥンコッ:70人
プントゥッ:データなし
クデ・アチェ:データなし

<必要物資>
テント、飲料水、医薬品(痒み止め、下痢止め)、粉ミルク、毛布、衣服(SAHARA, 05/01/01)
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by NINDJA | 2005-01-01 12:00 | アチェNGOの活動
<避難キャンプ>
クタ・アラ・マンプラム・モスク:1400人
クデ・タンボ・モスク:200人
ポロ・ドゥリン小学校:2900人
イ・ロブ・グルンパン村:520人
タカルット・チュレチョック・モスク:1200人
クンデ・タンボ小学校:4000人
第1バテ・イレ・キャンプ:1800人
第2バテ・イレ・キャンプ:1025人
ムラ:1500人
ムラサ・チョッ・シレン:958人
ムラサ・グルンパン:582人
ムラサ・マタン:1232人
マタン・ジャレン・モスク:1050人
ブラン・マネー・モスク:564人

<必要物資>
避難民は狭いところで、食糧不足に苦しんでいる。昨日はコメなどが尽きた。粉ミルク、緑豆、ビタミン薬、痒み止め薬、下痢止め薬、マスク、長靴、軍手、担架、遺体袋が必要。(Posko, 05/01/01)
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by NINDJA | 2005-01-01 12:00 | アチェNGOの活動

●避難民数

 Kontras(行方不明者と暴力犠牲者のための委員会)が入手したデータによる避難民数は以下のとおり。北アチェ県:ムアラ・バトゥ5427人、チュット・ムティア病院8000人、クデ・シンパン・ムリン5000人、バユ・サッカー場4000人、ジュンパ県:マタン50世帯。なおKontrasは29日、船便および航空便で衣料品、食料、木材などを送っている。またスタッフ2人がガルーダ便でアチェに向かっている。バンダ・アチェのボランティア3人とも連絡がとれた。(Kontras, 04/12/29)
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by NINDJA | 2004-12-29 12:00 | アチェNGOの活動