2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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カテゴリ:国軍の援助妨害( 26 )

 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は26日、アチェで復興・再建に関わる外国NGOに対し、その活動内容を明らかにするよう求めた。「彼らの活動が、真に復興・再建に役立つなら、何のために活動内容を明らかにすることを拒否するのか。反対に、活動が明らかでないなら、何のためなのか」
 スタルト国軍司令官はまた、予算と人員が限られているため、外国NGOの安全を保証することはできないとも述べている。「彼らを守るためにはコストがかかるからね」(detikcom, 05/04/26)
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by NINDJA | 2005-04-26 12:00 | 国軍の援助妨害
 アチェ州大アチェ県のジャント地方裁判所において19日、政府監視団(Gowa)コーディネーターのファリド・ファキ被告に対する初公判が開かれた。ファリドは1月26日、国軍、警察合同部隊によって逮捕された。
 起訴状のなかで検察側は、ファリド・ファキが最高刑期7年の窃盗に関する刑法362条および363条に違反したと主張している。(detikcom, 05/04/19)
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by NINDJA | 2005-04-19 12:00 | 国軍の援助妨害
 アチェ非常事態当局は9日、アチェNGOフォーラムが11~13日に中アチェ県タケゴンで開く予定だった市民社会会議開催を禁止した。この会議には、地元NGO、ウラマー(イスラーム指導者)、学生、青年組織が参加する予定だった。非常事態当局からの文書には、治安状況が安定していないため許可を与えられないと書かれている。
 アチェNGOフォーラムによれば、会議は、予定どおりのスケジュールで、北スマトラ州メダンで開催されることになるという。代表のハイカルは、会議開催禁止について、アチェ州政府に津波後の復興を市民社会とともにおこなう意志がないことを示すものと述べている。(Acehkita.com, 05/02/11)
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by NINDJA | 2005-02-11 12:00 | 国軍の援助妨害
 7日、ジャカルタ在住のAP通信記者イルワン・フィルダウスがアチェで取材中、ロッ・ンガ村に通じる橋を渡ろうとしていたところ、インドネシア国軍兵士から地元軍司令官の許可が必要だという理由で行く手を阻まれた。
 アチェの救援活動の陣頭指揮にあたっているバンバン・ダルモノ少将は8日、国内外ジャーナリストのアチェでの取材を阻むいかなる規則も方針もないとして、同事件を調査することを表明した。
 ロッ・ンガ村はバンダ・アチェの西方25kmにあり、津波で村のほとんどすべてが壊滅した。イルワン記者はここの生存者にインタビューする予定であった。(AP, 05/02/08)

ロッ・ンガは、国軍兵舎や寮のあった地域である。武器の回収のため、立入り禁止区域があり、避難民が村に家財を取りに戻ったところ、特殊部隊に撃たれたとの情報もある。
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by NINDJA | 2005-02-08 12:00 | 国軍の援助妨害

●国軍、物資の不正利用

 アチェ住民投票情報センター(SIRA)は5日、現場のボランティアから以下の情報を受けた。
 国際ボランティアと外国軍が村の住民に配給している津波の支援物資に対して、インドネシア国軍による違反と不正利用が起きている。
 インドネシア国軍は、その支援物資を保管し、その後、住民に売りつけている。
 しかしその所業はついには国際ボランティアと外国軍に知られることとなり、2日、アチェ・ジャヤ県ジャヤ・ラムノ郡スルバ・ラェメ村で、国軍が保管していた家のひとつが米軍部隊によって焼かれた。
 しかし、国軍は、いまだ同様のことを同郡スルバ村住民のハジ・テット宅でおこなっており、支援物資を保管している。(SIRA, 05/02/05)
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by NINDJA | 2005-02-05 12:00 | 国軍の援助妨害
 ニュージーランド政府は27日、ニュージーランド空軍所有のヘラクレス輸送機による津波被災者移送において、インドネシア国軍が乗客から金銭を徴収しているとの報道があることを受け、インドネシア政府に調査を要請すると述べた。
 『ニューズウィーク』誌は、ニュージーランド空軍機によるジャカルタへの被災者移送において、乗客の半数が80米ドルをインドネシア国軍に払って席を確保した身なりの整った人びとであったと報じている。
 ニュージーランド外相フィル・ゴフは、もし報道が事実ならばインドネシア側が汚職者に対して措置を取るよう望むと語った。「誰を移送するか決めるのはインドネシア国軍の責任であり、われわれは乗客の選別をできない」
 ニュージーランド軍広報官サンディ・マッキーは、システムはうまく機能しており、ジャカルタへ移りたい被災者がいるならば今後も同様の活動を継続すると述べている。(AFP, 05/01/27)
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by NINDJA | 2005-01-27 12:00 | 国軍の援助妨害
 警察は、北アチェ県クルン・マネー地区で津波被災者のため救援物資をトラックから降ろしていた学生10人以上を逮捕した。県警のアグス・サリムは、この学生たちが調理油、砂糖、コメ、インスタント・ラーメンなどの援助物資を隠匿しようとしていたとして逮捕されたと報道陣に語った。
 物資はロスマウェから搬送されてきたもので、ラガン村とチョッ・スラニ村に配給される予定になっていた。学生たちは、ムアラ・バトゥ警察で取調べを受けている。
 北アチェ学生コーディネーターのズルフィカルは、今回学生にかけられた容疑を否定している。ズルフィカルによると、救援物資は1月21日に配布されることになっていたが、津波被災者のイドゥル・アドゥハ(犠牲祭)のあとに配給を延期したため、ロスマウェの配給統制センターから集められた物資をクルエン・マネーのボランティアの一人が所有する店に一時保管していただけだという。
 似たようなケースは1月8日、北アチェ県パヤ・ガボ村でも起きている。2台の小型トラックが、警察とデワンタラ郡の合同諜報部隊によって止められ、運んでいた救援物資を没収された。警察は、物資はパヤ・ガボ村ではなく、ロスマウェのヒラク広場で降ろさなければならないと主張。これに対しトラックの運転手は、運んでいた物資が民主党からの援助物資で、ユドヨノ大統領の名前が書いてあったため、ヒラク広場で受け入れを拒否されたと述べた。ほかの場所にもって行っても、やはり政党からの援助物資ということで、受け入れてもらえず、困った運転手は、トラックの所持者が住むパヤ・ガボ村に戻ったのだという。警察はその村に被災者がいないため、トラックの運転手と持ち主を逮捕した。
 1月18日にもロスマウェのバンダル・サクティ郡で2人の被災者が、援助物資をロスマウェの店に売ろうとしたとして拘束された。この2人を知る地元住民は、2人が魚を買うためにどうしてもカネが必要だったため、配給物資を売ろうとした、と説明している。
 ズルフィカルは治安当局に、学生やボランティアの救援活動を妨害しないよう求めている。北アチェ県タナ・パシル郡の津波災害救援ポストでは、軍がそこで働く学生やボランティアたちから身分証明書の提示を求めたりしている。そして、学生たちは被災者が集合しているサッカー場や小学校に入り、データを収集したり、被災者から直接何が必要かなど聞くことが難しくなっている。(Acehkita.com, 05/01/20)
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by NINDJA | 2005-01-20 12:00 | 国軍の援助妨害
 アチェでの救援活動について、国軍に報告するよう定められたことに対し、活動を困難にするとして不満の声があがっている。たとえば、バンダ・アチェで清潔な水を確保するため、モスクで井戸を掘ろうとしたボランティアは、武器を携行する国軍兵士に、活動について報告しなくてはならないと命じられた。国軍兵士は、すべての活動が、バンバン・ダルモノ少将(訳注:元アチェ軍事作戦司令官)により、コントロールされなければならないと述べたという。
 また、オーストラリアとマレーシアのボランティアが、緊急にもかかわらず、国軍に事前に報告しなくてはならないため、物資をすぐに配給できなくなったと不満を述べている。時間がかかり、ややこしい手続きのため、ムラボーや内陸部地域への援助が妨げられている。(Radio 68H, 05/01/11)
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by NINDJA | 2005-01-14 12:00 | 国軍の援助妨害
 独立ジャーナリスト連盟(AJI)は13日、アチェで取材するジャーナリストとメディに対する制限に対し、強く抗議した。治安を理由にジャーナリストを制限するため、インドネシア国軍がとっている方針は、社会に対する情報の伝達を妨げることになるという。また現在、現場では避難民が記者への説明を禁止されている兆候があるという。
 AJIは、インドネシア国軍に対し、アチェにおけるジャーナリストの活動範囲の制限を解除するよう、また情報収集、社会への記事の伝達というジャーナリストの権利を尊重するよう訴えている。さらにインドネシア国軍は国内および海外のボランティア・チームに対し、広いアクセスを与えなければならないという。(TEMPO Interaktif, 05/01/13)
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by NINDJA | 2005-01-14 12:00 | 国軍の援助妨害
 独立ボランティア委員会(KRI)は14日、多くの外国人ボランティアが、メダン、北スマトラ州、バンダ・アチェなどの州・県・市境で、国軍兵士によって違法徴収されていることを明らかにした。外国人ボランティアたちは、通信設備や人道支援物資を購入するという名目で、一人あたり100万ルピア(約1万3000円)徴収されたという。KRIは、このような事態がつづくなら、援助物資の輸送に影響をおよぼすことになると警告を発している。以前、海軍情報局長アブドゥル・マリク・ユスフは、このような徴収がおこなわれているという情報を否定していた。(Media Indoensia, 05/01/14)
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by NINDJA | 2005-01-14 12:00 | 国軍の援助妨害