2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 欧州連合(EU)和平監視団のメンバー3人が30日、正規任務より2週間以上前にアチェに到着した。3人の監視員はオランダ人のピーター・フェイス、フィンランド人のヤッコ・オクサネンとユハ・クリステンセンで、数百人の監視員の拠点を準備するため、ビルン県、ロスマウェ市、中アチェ県を訪問する予定である。
 300人からなる和平監視団は、8月15日にヘルシンキで政府と自由アチェ運動(GAM)による和平協定の正式調印後、アチェに到着する予定である。
 外務省によると、和平監視団の主な任務は、GAMによる武器の引渡しと国軍派遣部隊のアチェからの撤退を監督することである。また、和平協定の遵守を監視し、違反が発生した場合は紛争解決のメカニズムを設定する。
 EUは軍人と文民からなる監視団を先導し、約200人の監視員はEUから提供される。監視団には、東南アジア諸国連合(ASEAN)のマレーシア、シンガポール、タイ、ブルネイとフィリピンも参加する。監視員は6カ月間にわたり任務を遂行し、その後6カ月の延長の可能性も付与されている。(Jakarta Post, 05/07/31)
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by NINDJA | 2005-07-31 12:00 | 和平への動き
 EUとASEANモニタリング・チームは、アチェで15カ所に配置されるという。エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は28日、ユウォノ・スダルソノ国防相との会見後、配置についてチーム自身によって決定されるだろうと述べた。
 チームの割当とポストの数は、国軍司令官とASEANモニタリング・チームとのあいだで、話し合われる。
 任務中、モニタリング・チームは国軍兵士をともなうことはない。かれらは、来たる8月16日からアチェにやってくる。ソフヤン・ジャリル通信・情報相は、モニタリング・チームが300人ほどになることを明らかにした。かれらは、民間人と武器をもたない軍人の混合チームである。
 外務省での『テンポ』の情報によれば、チームは、流通チーム、武器解体チーム、復興のためのチーム、法的解決と政治参加に取り組むチームに分かれる予定であるという。(TEMPO Interaktif, 05/07/29)
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by NINDJA | 2005-07-29 12:00 | 和平への動き
 ハミド・アワルディン法・人権相は27日、バンダ・アチェで開かれた会合で、自由アチェ運動(GAM)への恩赦が8月31日、刑法犯罪者以外の2503人の活動家のみを対象に与えられることを明らかにした。会合には、アチェ・デスク代表ジョコ・スマルヨノ、アチェ州知事代行アズワル・アブバカル、イスカンダル・ムダ軍管区司令官スピアディン少将、州警察長官バフルムシャ・カスマンが出席した。2503人のうち469人は現在ジャワ島に収監されている。(Kompas, 05/07/28)
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by NINDJA | 2005-07-28 12:00 | 和平への動き
 闘争民主党総裁のメガワティ・スカルノプトリ前大統領は28日、政府と自由アチェ運動(GAM)の合意内容について、政府が不透明であるとして、和平協議に疑義を唱えた。「これほど大事なことが、民族と国家の主権に関する分離主義の解決が秘密にされなくてはならないのか。本当に国益に反することがなく、憲法や法律に違反しないのであれば、なぜ人びとと国会に対して明らかにしないのか」
 メガワティによれば、このような大事な問題は公に、少なくとも国会で調整される必要があるという。しかしメガワティは、闘争民主党が、分離主義問題の解決策のひとつとして和平協議を拒否したことはないと述べた。(Kompas, 05/07/28)
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by NINDJA | 2005-07-28 12:00 | 和平への動き

●国防相、GAM改名を提案

 ユウォノ・スダルソノ国防相は27日、恒久和平合意調印後、自由アチェ運動(GAM=Gerakan Aceh Merdeka)が「繁栄アチェ運動(GAM=Gerakan Aceh Makmur)」と改名する必要があると述べた。また政府が、元GAMメンバーの社会復帰プログラムに尽力していることを明らかにした。(Republika, 05/07/28)
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by NINDJA | 2005-07-28 12:00 | 和平への動き
 欧州連合(EU)広報官クリスチナ・ギャラックは28日、8月15日に予定されているインドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)間の和平協定締結直後の16日に、EUは約200人規模の和平監視団をアチェに派遣することを明らかにした。「EUが監視団を率いて、ほかの国も参加することを期待している。監視員はすべて民間人で、軍の派遣団ではない」
 この監視団の派遣は1年にわたってつづけられる予定である。シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンも監視団の派遣に合意している。
 和平協定のもと、GAMが所持する武器の回収と破棄にあわせて、現地部隊以外は撤収することになっている。(Jakarta Post, 05/07/28)
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by NINDJA | 2005-07-28 12:00 | 和平への動き
 「祖国防衛司令部(Kombat)」を名乗る青年数百人が28日、ジャカルタの副大統領宮殿前でデモをおこない、インドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)の和平合意を拒否した。
 Kombatによれば、合意の背後に、数十兆ルピアにのぼるアチェ復興プロジェクトをバクリー・グループ、ブカカ・グループとともにおこなおうとする外国勢力の存在が感じられるという。そのためKombatは、スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領に対し、GAMとのいかなる合意も協議も中止するよう求めている。(Kompas, 05/07/28)
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by NINDJA | 2005-07-28 11:00 | 和平への動き
 ハサン・ウィラユダ外相は27日、来月政府と自由アチェ運動(GAM)の和平協定が調印されたのち、東南アジア諸国連合(ASEAN)メンバーのシンガポール、マレーシア、タイ、ブルネイがアチェに監視団を派遣すると同意したことを明らかにした。これらの国々と来月ジャカルタで詳細について協議する予定であるという。
 ヨーロッパ連合(EU)も同じく監視団をアチェに派遣することを期待されている。(Jakarta Post, 05/07/27)
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by NINDJA | 2005-07-27 12:00 | 和平への動き
 ユスフ・カラ副大統領は26日、政府と自由アチェ運動(GAM)の和平協定に国会の承認を得ることは、憲法に違反することになると述べた。それにより国会がGAMを国家として認めたことになるからである。「これは、1945年憲法に直接違反することになる」
 カラによれば、1945年憲法第11条は大統領による他国に対する和平合意と宣戦布告には国会の承認が必要であると定めているが、GAMは国家ではなく、自分たちの民族であるため、和平協定を国会が承認することは適切でないという。(Suara Pembaruan, 05/07/26)
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by NINDJA | 2005-07-26 12:00 | 和平への動き
 アチェの紛争を平和的、包括的、尊厳あるかたちで解決するため、インドネシア共和国と自由アチェ運動(GAM)の双方は、憲法とインドネシア共和国単一国家の枠組みのなかで、誠実かつ民主的な合意に達した。この平和的解決は津波後のアチェの開発をはやめ、容易にする。

<恩赦>
 和平協定署名後、国会での審議を踏まえ、憲法で定められた権限に照らし合わせて、紛争に関与したGAMに対して恩赦を提供する。この恩赦により、一般の国民と同じように、GAMメンバーは政治的・経済的・社会的諸権利が回復される。

<GAMの武器の収集と国軍・警察部隊の撤退>
 2005年9月から12月までの3カ月半のあいだに、GAMの武器の徴収と破壊がおこなわれる。それと同時に、国軍・国家警察の増派部隊の撤退がおこなわれる。

<中央政府および地方政府の権限を調整する法の制定>
 45年憲法にのっとった中央政府の権限とナングロー・アチェ・ダルサラム地方政府の権限との関係を調整・規制するために、地方政府は法を定める。

<政治的諸権利>
 恩赦により元GAMメンバーは、ナショナルな条件に従って政党を設立することも含めて、地方首長選や総選挙に参加する権利と政治的役割を手にする。地方政党設立の可能性については、この1年半以内に国会で審議される。

<インフラと統合>
 政府は紛争で破壊された公共施設、社会施設を再建する。また、元GAMメンバーを社会に統合するための支援をおこなう。

<経済>
 アチェは、アチェ住民の利益のために開かれた経済原則を実践し、アチェの復興に参加する。

<モニタリング>
 合意事項がきちんと実施されているかを監視するため、欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)のチームがモニタリングをおこなう。(Suara Pembaruan, 05/07/26)
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by NINDJA | 2005-07-26 12:00 | 和平への動き