2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 シャムシル・シレガル国家情報庁(BIN)長官は21日、アチェ地方政党設立構想が45年憲法に反するものとして、「アチェで地方政党はありえない」と述べた。自由アチェ運動(GAM)との覚書においても、地方政党については記載されていないという。「もしGAMメンバーが恩赦を受けるなら、その権利はほかの人びとと同じだ。地方政党設立に関する合意はない」
 いっぽうソフヤン・ジャリル通信・情報相は、恩赦を受けたGAMメンバーが地方政党を結成してもいいと述べている。「彼らがなにをおこなってもいい。すでに国民に戻ったのだから、政治・社会・経済的権利は回復される」
 インドネシア政府とGAMとの覚書は、8月15日に調印される予定である。(detikcom, 05/07/21)
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by NINDJA | 2005-07-21 12:00 | 和平への動き
 ヘルシンキ協議の結果について特別に検討する閣議が大統領官邸で20日、開かれた。閣議後、ウィドド・AS政治・法・治安担当調整相は、インドネシア国軍の増派部隊が、9月半ばにアチェからの撤退をはじめ、12月31日にそれを完了する予定であることを明らかにした。部隊の撤退は、同じく9月半ばからはじまる自由アチェ運動(GAM)の武器回収および破棄と並行しておこなわれる予定であるという。(Media Indonesia, 05/07/21)
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by NINDJA | 2005-07-21 12:00 | 和平への動き
 スディ・シラライ内閣官房長官は20日、閣僚会議後、ユドヨノ大統領がエンドリアルトノ・スタルト国軍司令官に対し、和平協定の調印を成功させるため、国軍に自由アチェ運動(GAM)を攻撃させないよう指示したことを明らかにした。
 17日にヘルシンキで政府とGAMが和平協定案に合意してからも、アチェでは一連の衝突が発生、少なくともGAM側5人、国軍側4人、一般市民2人が犠牲になったとGAMは訴えている。いっぽう国軍は2回の衝突で、GAMと国軍にそれぞれ4人と1人の死者が出て、2人が負傷したと述べている。
 ソフヤン・ジャリル通信・情報相は、「国軍はGAMから攻撃されても防衛態勢をとらなければならない」という大統領の発言を受け、兵士が当面兵舎にとどまることになるだろうと述べた。
 和平協定案についてソフヤンは、政府と国会がまもなく協議にはいることを明らかにした。ウィドド・AS政治・法・治安担当調整相は、和平協定のなかで争点となりうる事柄を平和的に解決する条項があると説明している。一部国会議員のあいだには、政府がGAMの要求である地方政党の設立を認めたことに反対する声があり、法改正を阻止する可能性もある。(Jakarta Post, 05/07/21)
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by NINDJA | 2005-07-21 12:00 | 和平への動き
 アクバル・タンジュン元国会議長は、政府が自由アチェ運動(GAM)との協議において、拙速に地方政党設立の約束をしないように要求した。またインドネシアの交渉担当者に対しても、法的に大きな影響が出るため、GAMといかなる約束もする必要はないと述べた。「もし今後アチェのような特別な地域が地方政党の設立を許可されれば、当然パプアも訴える可能性が出てくる」
 アクバルによれば、政党法では、政党は明らかに全国的なもので、首都に本部を置くものだという。そのため、もしGAMの要求が通れば、国会はその法律を修正しなければならない。またGAMの意見は、現存の政党を通じて反映されるべきだという。
 同氏は、もしGAMに地方政党設立が許可されるなら、その後、外国との政治交渉の道具につかわれることを懸念している。そのため、アクバルは政府に対し、GAMの地方政党設立の要求を再考することを求めている。(TEMPO Interaktif, 05/07/20)
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by NINDJA | 2005-07-20 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)は、17日に和平協定案が発表されてからもアチェでは国軍とGAMの衝突が発生し、少なくとも犠牲者10人を出したとし、国軍の攻撃を非難した。和平協定は8月15日にヘルシンキで調印される予定である。
 18日には、エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官が、国軍はGAMに誠意を示すため攻撃をしかけないと発言したばかりだった。(ABC News, 05/07/20)
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by NINDJA | 2005-07-20 12:00 | 和平への動き
 ユスリル・イフザ・マヘンドラ国家官房長官は19日、ユドヨノ大統領との会談後、自由アチェ運動(GAM)が求める地方政党の設立に対応するため、2001年のアチェ特別自治法の改正を検討していることを明らかにした。一般的な政党法を改正せずに、アチェだけに適用される特別自治法を改正することによって、地方政党の設立はアチェだけに限定できる。
 ユスリルはまた、地方政党は国会に議席をもつことはできず、独立を掲げるキャンペーンも禁止されることを示唆した。(Jakarta Post, 05/07/20)
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by NINDJA | 2005-07-20 12:00 | 和平への動き
 これまでアチェからのインドネシア国軍の撤退が近づくたびに、テレビ、ビデオ・デッキ、ステレオ、冷蔵庫、クーラーといった電化製品や金などの略奪がおこなわれるなど、アチェ住民を不安にさせる行為が起きている。今年8月中旬、ヘルシンキで、自由アチェ運動(GAM)とインドネシア共和国とのあいだで和平協定が調印されるが、その後にこのような行為をインドネシア国軍がとる可能性は高い。(和平協定調印後)国軍がアチェから撤退するという噂があるからだ。
 そのためGAMは、インドネシア国軍司令官にアチェからの撤退を前にして、略奪、搾取、暴力行為をおこなわないよう国軍をコントロールするよう求めている。このことは、東ティモールで住民投票後に国軍が犯したような過ちを繰り返さないよう国際社会に示すだけでなく、アチェにおける人権侵害事件のリストをインドネシア国軍や警察が増やさないようにするためのものだ。(ASNLF, 05/07/19)
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by NINDJA | 2005-07-19 12:00 | GAM情報
 スタルト国家警察長官は19日、アチェからの国家警察の撤退がないことを明らかにした。インドネシア国軍は部隊をアチェから撤退させる計画があるが、警察は引き続き治安のためアチェに必要であるという。
 また長官によると、アチェにおける作戦司令下(BKO)の警察については、アチェで通常任務をおこなう警察と後退させ、その交代については、ヘルシンキ協議の署名がなされる前からはじめ、段階的に実施されるという。(TEMPO Interaktif, 05/07/19)
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by NINDJA | 2005-07-19 12:00 | 和平への動き
 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は17日、自由アチェ運動(GAM)がヘルシンキの和平協定のなかにある武器の引渡しを実行しなければ、政府はアチェに国軍部隊を派兵すると発言した。「現場で約束が守られなければ、アチェに軍を送り返す。簡単なことだ」
 スタルト司令官は、GAMがヘルシンキ協定を尊重する意向があれば、国軍部隊がまだたくさんアチェに残っていても、武器の引渡しをおこなうはずだと述べている。政府はGAMが武器を引き渡してから、部隊を撤退させるという。「GAMは国軍が撤退してから武器を引き渡したいと要求しているが、この点は受け入れられない」(Jakarta Post, 05/07/18)
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by NINDJA | 2005-07-18 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 インドネシア共和国の代表団がヘルシンキで17日、自由アチェ運動(GAM)との和平合意案に署名する決定をおこなったことに対して、国内の各方面から強い反応が出ている。
 クモロ国会闘争民主党会派代表とアンディ・マタラタゴルカル党会派代表は18日、不透明な合意案への署名に関連して何か問題が生じた場合、インドネシア共和国の代表団が責任を負わなくてはならないと警告した。
 クロモによると、国外の勢力を巻きこんだ和平への取り組みに直接関与し、その和平案に賛成した者はすべて、もしも今後武力運動が生じた場合、法と政治にもとづきその合意の保証人とならなくてはならないという。
 同氏は、この和平合意によってGAMが武装解除する意思があるのか、また、すでに外国籍となったGAM指導者と交渉をもったこと、さらにそれに欧州連合(EU)をも巻き込んだインドネシアの論理がどのようなものなのかを問題にしている。
 いっぽう、アフマッド・ヤニ・バスキ国軍情報局長は、アチェからの部隊の撤退について、国軍は政府からの政治的決定を待っているところだと語った。「政府の決定がどのようなものであれ、国軍はそれに従う」
 アンディ国会ゴルカル党会派代表は、「今回の合意は、インフォーマルな合意書への署名の段階であり、これはまだ公式な合意とはいえない」と語った。内容を意図的に伏せてあるこの合意書の目的は、地方政党結成といったGAM側の要求に対する政府の正式な態度について協議する機会をインドネシア政府代表団に与えるというものだ。
 危機管理イニシアティブ(CMI)からの交渉調停者マルティ・アハティサーリは第5回協議の終わりに、インドネシア政府およびGAM双方に合意書の内容について詳細を話さないように要請している。
 インドネシア政府代表団代表ハミド・アワルディン法・人権相は、第5回会合はもっとも長い会合で、交渉が終わりに近づくにつれ、議論がより白熱したと明らかにした。それは、アチェが独自の政党を持つことを求めるGAMの要請をインドネシア政府が審議しようとしなかったためである。インドネシア政府は、この GAM側の要求に対して、「アチェに基盤を置く一つのナショナルな政党」の結成という別の構想を推した。
 この構想は、GAMに拒否され、交渉は袋小路に入りつつあった。GAMは「ナショナル(国家的な、国民的な)」という表現を拒否した。それは、アチェが、カリマンタンやスラウェシといったようなインドネシアの他地域に用がないからである。
 アンディは、「このような構想は受け入れられない。なせなら、GAMはアチェ以外の地方で連帯をつくっていかなくてはならなくなるためだ」と語った。ゴルカル党自身、アチェ特別自治法改正の一部として、地方政党の結成を含むGAMの構想について検討しているという。
 いっぽう、ナングロー・アチェ・ダルサラム州から選出された国会議員アフマッド・ファルハン・ハミッド(国民信託党)は、ヘルシンキで合意された和平合意を非常に前向きなものだと考えている。GAMが求めている地方政党の結成は、45年憲法に抵触しないため、重大な問題とはならないという。
 GAM広報官バフティアル・アブドゥラは17日、ヘルシンキで開かれた記者会見のなかで、アチェにおける地方政党結成の問題は交渉のなかで原則的な合意に達したと語った。「地方政党の結成時期や条件などについて、インドネシア政府が検討をおこなう」
 いっぽう、ユスフ・カラ副大統領は17日、アチェにおける地方政党結成のGAMの要求について、政府は国会と協議をおこなうつもりだと語った。カラは「もしも地方政党が結成されることになれば、法の改正をおこなわなければならず、そのため、国会との協議が必要となる」と語っている。現在のところ、国会の承認がまだないため、政府はGAMの要望について同意していないという。(Suara Pembaruan, 05/07/18)
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by NINDJA | 2005-07-18 12:00 | 和平への動き