2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 アチェ・モニタリングチームは和平協定がインドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)のあいだで調印されたのち、アチェからのインドネシア国軍の削減プロセスを監視する予定である。
 ハサン・ウィラユダ外相は18日、「部隊の削減は必要だ。なぜならすでにアチェで安心だと感じられるところまで達しているからだ。多くの国軍や警察部隊の存在は必要とされていない」とユスフ・カラ副大統領との会合後に語った。
 外相は、国軍は各部隊に戻る予定であると述べた。また「部隊の撤退」ではなく「部隊の再展開」という用語を用いているという。撤退という用語はまるで国軍がアチェにいる権利がないように聞こえるからだという。
 モニタリングチームはまた、GAMの武器の引渡しの監視と武器の破棄を確認する予定である。このメカニズムは2002年に取り交わされた敵対行為停止合意(CoHA)のときとは異なるという。そのときには武器は集められてから第三者が鍵をもつ箱に入れられていた。外相によると、このチームの権限はすでに双方の出した和平合意草案のなかで詳細に記されているという。双方は8月17日のインドネシア独立記念日の前に最終合意に調印する予定である。
 外相は、政府側の調印への問題については閣議で議論される予定で、まだわからないと述べた。(TEMPO Interaktif, 05/07/18)
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by NINDJA | 2005-07-18 12:00 | 和平への動き
 GAM広報官バフティアル・アブドゥラは、現在スェーデンに在住している自由アチェ運動(GAM)の指導者たちが、インドネシア政府との和平協定に調印が済みしだい、すぐにでもアチェに戻りたいと考えていることを明らかにした。「われわれはいつもアチェに戻りたいと切望している。わたしはストックホルムが好きだが、アチェに対する責任もある」
 1976年にGAMが創設されて以来、アブドゥラとほかのGAM指導者たちはスェーデンに在住している。スウェーデンの首都であるストックホルムには、最高指導者であるハッサン・ティロをはじめ、「首相」のマリク・マフムドやその他大勢のGAMの高官が在住している。
 アブドゥラによると、12月26日にアチェを襲った津波は結果的に混沌としたアチェの様子を世界に知らしめたという。「あなた方はしっかりした環境を作らなければならない。また援助される前に安全な地域を作らなければならない」
 しかしながら、アブドゥラは和平交渉への調印が失敗に終わるのではないかと懸念している。「以前のインドネシアの政治制度によるひどい経験」が懸念を抱かせる原因なのだいう。アブドゥラは、インドネシア政府が2003年に和平協定を妨害した批判し、インドネシア人が自分たちの発言に対し何を考え、また考えたことに対しどんな発言をするのか様子をみると述べた。(TEMPO Interaktif, 05/07/18)
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by NINDJA | 2005-07-18 12:00 | 和平への動き
 インドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)は17日、フィンランドのヘルシンキで開かれていた第5回協議において、和平合意にいたった。GAMが送った合意の草稿は16日、ジャカルタのユドヨノ大統領に送られ、合意されていた。
 ソフヤン・ジャリル通信・情報相は、8月17日より前、おそらく8月14日、合意に署名されるであろうと述べている。
 GAM広報官バフティアル・アブドゥラもまた、両者が合意にいたったことを明らかにし、EUや国際社会の監視のもと、アチェで恒久的な和平が達成されることを期待していると語った。(TEMPO Interaktif, 05/07/17)
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by NINDJA | 2005-07-17 12:00 | 和平への動き
 スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は17日、ジャカルタ・チジャントゥンの陸軍司令部でおこなわれた陸軍戦略予備軍とのバレーボール対戦を終え、アチェから3カ月以内に国軍を撤退させることを明らかにした。GAMの武器引渡しと解散が円滑に進んだ場合、アチェにこれほど多くの部隊を駐屯させる理由はなくなるという。大統領は、部隊の撤退が、あくまでGAMの武器引渡しと解散と並行しておこなわれることを強調している。(detikcom, 05/07/17)
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by NINDJA | 2005-07-17 12:00 | 和平への動き
 ガーディアン/AFPの伝えるところによれば、インドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)との協定には、来年4月以降、地域首長選挙においてGAMが候補者になる権利、また18カ月以内に地方政党結成を禁止している規則の改定を政府が用意していることが盛り込まれるという。この和平協定草案は8月14日に調印される予定で、そこでは5万人のインドネシア国軍兵士のアチェからの撤退と5000人のGAMメンバーの武器引き渡しも明記される。これらの行動は、EUからの250人の監視員と少なくとも100人のASEAN諸国からの監視員によって監視される。(TEMPO Interaktif, 05/07/17)
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by NINDJA | 2005-07-17 12:00 | 和平への動き
 ユドヨノ大統領は17日、政府と自由アチェ運動(GAM)との間で和平合意が成立したのちには、旧GAMメンバーに対して恩赦(アムネスティー)を与えることについての話し合いがもたれることを明らかにした。大統領によれば、恩赦が与えられることになれば、GAMメンバーはほかの国民と同じように政治的権利が与えられることになるという。(TEMPO Interaktif, 05/07/17)
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by NINDJA | 2005-07-17 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)亡命政府外相首相のマリク・マフムドは15日、ロイター通信に対し、インドネシア政府が1年以内にアチェでの政党結成を認める方針であると述べた。これは大きな前進であるという。ヘルシンキでの和平協議におけるインドネシア政府側の協議者は、この点についてコメントはしていないが、ソフヤン・ジャリル情報・通信相は、停戦合意がなされるのは99%確実であると述べている。(Jakarta Post, 05/07/16)
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by NINDJA | 2005-07-16 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)の軍事広報官ソフヤン・ダウドは15日、フィンランドで和平協議が進行するなか、GAMメンバーがビルンで国軍に射殺されたことで、政府に誠意がないと非難した。「協議は世界の共感を集めるための政治的道具にすぎない」
 これは、第5回目で最後になる和平協議が12日にヘルシンキで開始されてから、はじめて報告された事件である。(AP, 05/07/15)
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by NINDJA | 2005-07-15 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)は15日、アチェ州でインドネシア国軍が犯した戦争犯罪を裁くための国際法廷設置を要求した。GAM広報官バフティアル・アブドゥラによれば、アチェでは国軍が数多くの罪を犯しているが、起訴されたケースがほとんどないという。そのため、GAMはこうした犯罪を命じた軍人、政治家に対する国際法廷開催に同意することを求めている。
 この要請は、ヘルシンキでおこなわれている第5回和平協議中になされたものであり、すでに国連から99年東ティモールでの暴力事件に関し国軍兵士を国際法廷で裁くよう圧力をかけられている政府にとって今後厄介な問題となる可能性もある。国連調査委員会は先月、ルワンダや旧ユーゴスラビアで実施されたような国際法廷を実施し、インドネシア国軍兵士を裁判にかけるよう安全保障理事会に勧告をおこなっていた。
 アブドゥラはまた、2000年に中アチェ県で宗教学校を襲撃、56人の生徒とその教師を殺害した部隊を指揮していたとされるスジョノを捕らえるよう求めた(訳注:原文ママ。1999年、西アチェ県が正しい)。この事件では部隊の兵士24人が裁判で有罪となったにもかかわらず、スジョノは軍刑務所から謎の失踪をとげ、現在、中ジャワのある町で暮らしているという。人権団体は、スジョノは虐殺事件を命じた陸軍大将とつながりをもっていると言っている。(Jakarta Post, 05/07/15)
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by NINDJA | 2005-07-15 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 自由アチェ運動(GAM)指導部はインドネシア政府が政党に関する2002年法律第31号の修正を要求している。
 GAMのバフティアル・アブドゥルラ報道官は13日、「われわれはインドネシアが政党に関する2002年法律第31号を修正するよう要請する。それは特に政治的権利の制限に関する条項についてである」と述べた。
 同報道官によれば、地方政党の設置は民主主義、とくに国民の政治的権利における基本であるため、アチェ住民の地方政党設置を制限すべきではないという。(Suara Pembaruan, 05/07/14)
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by NINDJA | 2005-07-14 12:00 | 和平への動き