2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は30日、アチェ和平合意を妨害する民兵組織の存在を否定した。「わたしはアチェで民兵組織を組織したこともないし、見たこともない」
 スタルト国軍司令官は、和平合意を支持するよう各方面に呼びかけ、いかなる者でも合意を壊そうとするものは処罰されると言明した。
 アチェからの報告によると、自由アチェ運動(GAM)はすでに和平を妨害する民兵の存在に不満を募らせているという。元GAM司令官ファウザン・アジマは、民兵の活動には、元GAMメンバーの解散を含めいくつかの策略があるとし、和平合意後でさえ数十件の事件がアチェでは起こっていると訴えている。(Antara, 05/09/30)
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by NINDJA | 2005-09-30 12:00 | 軍事作戦・人権侵害
 25日、6000人の国軍兵士がアチェから撤退し、アチェ和平合意の第1段階が完了した。年内に撤退予定の2万人の兵士を残して、約200人の兵士がロスマウェから出航した。アチェ監視使節団(AMM)報道官のフェイ・ベルニスは、自由アチェ運動(GAM)側が武器の25%を引き渡したことで、4段階に分けられた和平合意プロセスの第1段階を完了したことを明らかにした。
 いっぽうユウォノ・スダルソノ国防相は、国軍の撤退とGAMの武装解除がスムーズにおこなわれ、津波後の社会におけるGAMメンバーの社会復帰も予想以上に順調に進んでいると語った。
 しかし国軍のなかには、アチェ合意について、GAMに譲歩しすぎだという不満の声も根強い。リャミザード前陸軍参謀長は、「アチェの和平合意はインドネシアの崩壊への第一歩である」と批判し、メガワティ前大統領やワヒド元大統領も、和平合意に異論を唱えている。
 226人の和平監視員は11地域でGAMから武器を受け取っており、武器を引き渡したGAMメンバーは2haか5エーカーの農地や漁具の支給を申請できる。
 アチェの一般市民は、夜遅くまでコーヒーショップで歓談できるなど、和平をさまざまな面で実感しているという。(International Herald Tribune, 05/09/26)
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by NINDJA | 2005-09-26 12:00 | 和平への動き
 スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、表明された津波後の再建資金を拠出するようドナー各国に呼びかけた。同大統領によれば、表明された35億米ドルのうち、すでに12億ドルがドナー国から拠出されたという。
 大統領は、このことについて国連事務総長であるコフィ・アナンと2週間前の国連総会で話をしたと述べた。「わたしは、それらの国ぐにが約束を確実に守るよう国連との協働を要請した」とイギリスのアン王女を大統領官邸に迎えたのち、大統領は述べた。インドネシアを含む津波の被害に見舞われた地域の再建プロセスが成功するかについて、国際社会は非常に注目しているという。
 中央政府は現在、避難民となったアチェ人のために早急に家を建設するよう検討中である。(TEMPO Interaktif, 05/09/26)
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by NINDJA | 2005-09-26 12:00 | 被災状況
 国軍治安回復作戦司令部司令官スピアディン・AS少将は25日、国軍兵士が20日に、北アチェ県クルン・グク港を出港する前に、ロスマウェ出身の女性とキスしたことについて謝罪した。司令官によれば、これはイスラーム法に反する行き過ぎたもので、その兵士の行動に責任があるという。(TEMPO Interaktif, 05/09/25)
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by NINDJA | 2005-09-25 12:00 | その他
 ヘルンシキで自由アチェ運動(GAM)と取り交わされた和平合意にしたがい、インドネシア政府は23日、派遣部隊573人を撤退させた。
 イスカンダル・ムダ軍管区司令官スピアディン少将に見送られ、特殊部隊第 2班、陸軍戦略予備軍第742大隊、カバルリー第6大隊に属する兵士たちは、軍艦に乗船しアチェをあとにした。装甲車3台も同じく引き上げた。
 アチェ監視使節団(AMM)代表ピーター・フェイスおよびAMMメンバー、地方行政官らが国軍撤退の第1段階を確認した。
 派遣軍の撤退の第1段階で、アチェにいる派遣部隊2万5000人のうち6000人を 9月25日までに完全に撤退させなければならない。9月23日の573人の撤退を含めると、これまですでに5806人の兵士がアチェから撤退したことになる。(Antara, 05/09/23)
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by NINDJA | 2005-09-23 12:00 | 和平への動き
 ソフヤン・ジャリル通信・情報相は22日、自由アチェ運動(GAM)の元メンバーがすべて、条件さえ満たせば公務員や国軍、警察に応募することができるとジャカルタで開催されたセミナーで発言した。ソフヤンによると、政府はGAMの元メンバーを政府機関に入れる方針であるという。その一例として、ソフヤンはバンドゥンで収監されていたトゥンク・カマルザマンがアチェ復興庁で働いていることを挙げた。ユドヨノ大統領が設置した同庁には2~3人の元GAMメンバーが働いているという。(TEMPO Interaktif, 05/09/22)
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by NINDJA | 2005-09-22 12:00 | 和平への動き
 M・マルフ内相は20日、アチェ州の地方首長選挙の要綱が、アチェ特別自治に関する2001年法律第18号の改訂の後に策定されることになると語った。「アチェの政府運用法策定のため特別チームを派遣した。アチェの復興プログラム、地方政府のプログラムと和平協定の具体化を同時に行わなければならない」
 また内相は、地方政党の設立について、それはまだ議論の段階であり、特別自治法改訂が優先事項であるという見解を示した。
 いっぽうワリ・ナングロー(国家後見)については、特別自治法改訂のなかに盛り込まれるが、パプア民衆評議会(MRP)とは異なるものだと強調した。新特別自治法は45年憲法と地方政府運用に関する2004年法律第32号、特別自治法を基礎にして策定される。また、アチェ和平協定とも整合性をもつものになる。(Suara Pembaruan, 05/09/21)
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by NINDJA | 2005-09-21 12:00 | 和平への動き
 アンワル・ナスティオン会計検査院(BPK)院長は20日、救援物資管理の報告書を完成させるため、国家災害救援調整庁を召喚する意向を明らかにした。委員会がすでに提出した報告書について、資金がどこにあるのか、誰のもとにあるのか、非常食はどうなったのか、などについての報告に不備な点があり、満足できないものだという。(Antara, 05/09/20)
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by NINDJA | 2005-09-20 12:00 | 被災状況
 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は19日、和平合意覚書のなかで規定されているように、来る12月には自由アチェ運動(GAM)が正式に武器を所有することはなくなり、論理的にはGAMが所有するすべての武器を引き渡したことになると述べた。そのため、12月以降は、警察が国軍の支援のもと、スウィーピングをおこなうという。「12月以降もGAMが武器を所有するなら、それは違法なことだ。合意違反かどうか問わず、法的措置をとることができる」(TEMPO Interaktif, 05/09/19)
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by NINDJA | 2005-09-19 12:00 | 和平への動き
 カリバタ(南ジャカルタ)の会計検査院・教育訓練センターで19日に開かれた汚職撲滅のワークショップのなかで、アンワル・ナスティオン会計検査院長は、これまでのところ報告されたデータは満足のいくものではないため、会計検査院がアチェ緊急段階対処報告書に失望していることを明らかにした。「これまでのところ報告されたデータは満足のいくものではない。さらに、アチェ復興において予算を出すのが遅れていることに関して世界銀行は失望している」
 アンワルによると、政府が予算を早く出せば、ルピアの暴落に対処できる米ドルの追加供与もあるという。(detikcom, 05/09/19)
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by NINDJA | 2005-09-19 12:00 | 被災状況