2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 18日、アチェ監視使節団(AMM)立ち会いのもと、インドネシア国軍兵士800名がアチェから引きあげた。いっぽう、自由アチェ運動(GAM)側は278の武器をAMMに引き渡した。これは、8月に調印された和平合意覚書に記された武装解除プロセスの第1段階にあたる。
 和平合意覚書によれば、GAMは840の武器弾薬を4段階に分け、12月末日までに引き渡し、国軍は1万4700人、警察は9100人のみの駐屯が許されることになっている。(Jakarta Post, 05/09/18)
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by NINDJA | 2005-09-18 12:00 | 和平への動き
 「行方不明者と暴力犠牲者のための委員会(Kontras)」研究・調査部コーディネーターのハリス・アズワル氏は16日、政府が自由アチェ運動(GAM)の武装解除にのみ焦点をあてるのではなく、民兵組織の解散と武器の押収にも取り組むべきであると訴えた。アチェの民兵集団がいまだに武器を所持していることは、現在進められている和平プロセスの障害になりうる、とKontrasは警鐘を鳴らしている。(detikcom, 05/09/16)
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by NINDJA | 2005-09-16 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)が所有する武器が廃棄されはじめたことにともない、GAM広報官でありパセ地区司令官でもあるソフヤン・ダウドは15日、「武器の引渡しはGAM軍を解散するための新たな段階だ」と述べた。それゆえ、ソフヤンは、来る12月には武器を所有するGAM軍はなくなると保証した。
 また、これまでGAMの軍事組織であったGAM軍の武装解除の過程は段階的におこなわれるだろうとソフヤンは続けた。今年の年末には約 3000人のGAM軍兵士が所有する武器約840丁が集められることをソフヤンは望んでいる。(Liputan6.com, 05/09/16)
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by NINDJA | 2005-09-16 12:00 | 和平への動き

●GAM、銃器引き渡し開始

 8月15日にヘルシンキで合意されたアチェ和平覚書(MoU)を受け、15日、自由アチェ運動(GAM)の銃器引渡しが15日、バンダ・アチェで開始された。銃器引渡し所となったブラン・パダン広場には、国内外から160人の報道陣が集まり、アチェ和平監視団(AMM)メンバー、アチェ州警察長官、イスカンダル・ムダ軍管区司令官、議員、GAM代表、政府代表などが銃器引渡しを見守った。
 銃器引渡しは4段階にわけておこなわれることになっており、今回バンダ・アチェでではGAM所有銃器全体の25%(210丁)がAMM引き渡されることになる。
 いっぽう、GAMが所有する銃器は実際、MoUで認められた数より2倍以上多く、約2000丁であるという情報もある。国会第1委員会が国家情報庁(BIN)と非公開でおこなった会議で、このことが問われた。シャムシル・シレガルBIN長官はこれを否定しなかったが、MoUでGAMが認めた840丁が公式なGAM所有銃器だという理解を再確認したという。

【GAMの銃器引渡し実施計画】
責任者・監視者:アチェ和平監視団(AMM)
引渡し地域:大アチェ、ピディ、ビルン県
合意された引渡し銃器数:840丁
銃器引渡しは4回に分けて、2005年12月31日までに完了する
第1回目は、バンダ・アチェ(15日)、ピディ(16日)、ビルン(17日)でおこなわれ、各最低 240丁を引き渡すことになっている

【銃器引渡し手続き】
・GAMはAMMに銃器を引き渡し、AMMはこれを登録し、GAMに受領書を渡す
・GAMが銃器引渡しを終え、その場所を去ったのち、国軍が来て確認をおこなう
・銃器は壊され、国軍に渡される
・国軍撤退はGAMの銃器引渡しと平行して実施される(GAMが全銃器の25%を引き渡せば、国軍もアチェの派遣軍25%を撤退させる)(Suara Pembaruan, 05/09/15)
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by NINDJA | 2005-09-15 12:00 | 和平への動き
 自由アチェ運動(GAM)の銃器引渡し開始の前日である14日、約1300人の警察機動隊が、アチェから撤退した。アチェ警察報道官ジョコ・トゥロチマンは、14日の撤退後、まだ4000人の警察部隊が撤退する必要があると述べた。現在アチェには3万人以上の軍隊と1万5000人の警察が駐屯しているが、和平合意により最終的に1万4700人の軍隊と9100人の警察がアチェから撤退することになる。
 スタント国家警察長官は、ロスマウェの港から船に乗り込む警察部隊を見送りながら、「政府も GAMも紛争を終わらせたいという強い意志がある」と語った。(Jakarta Post, 05/09/15)
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by NINDJA | 2005-09-15 12:00 | 和平への動き
 M・マルフ内相は13日、アチェ政府運用法の策定が時間的制約のなか大変な作業であると、国会第2委員会との作業部会に入る前、記者団に語った。
 アチェ和平覚書(MoU)では、アチェの政府運用政府法が遅くとも2006年3月31日までに成立しなければならないと規定されている。残された時間は6カ月半だが、国会の休会期間、祝日などを差し引くと、実質的な協議日数は2カ月半しかない。
 しかし、国会第2委員会委員長フェリー・ムルシダン(ゴルカル党)は、アチェ政府運用法について、アチェ特別自治に関する2001年法律第18号を修正すればよいだけだと述べている。(Suara Pembaruan, 05/09/14)
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by NINDJA | 2005-09-14 12:00 | 和平への動き
 アチェ監視使節団(AMM)団長ピーター・フェイスは14日、バンダ・アチェで、自由アチェ運動(GAM)が9月10日にロスマウェで国軍兵士2人を銃撃したことから、和平合意に違反していると決定した。AMMは、発砲者を引き渡すようGAMに要請し、GAMもまた要請に応じる構えである。発砲者が恩赦を受ける資格を剥奪されるかどうか、インドネシア政府によって決定されることになるという。
 2人の国軍兵士は、ロスマウェの東約40km、ウジョン・バテェのチェペダックで撃たれ、1人は手、1人は臀部を負傷した。(TEMPO Interaktif, 05/09/14)
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by NINDJA | 2005-09-14 12:00 | 和平への動き
 ヨーロッパと東南アジア諸国連合(ASEAN)からのおよそ160人のアチェ監視使節団(AMM)メンバーが、アチェ和平合意の実施を監視するためにアチェの11地域に派遣された。
 30人のAMMメンバーは13日朝、大アチェ県のスルタン・イスカンダル・ムダ空港に到着し、バンダ・アチェと大アチェ地域にに向かう。また、AMM広報官アレクサンダー・デ・ボルデリウスは13日、11地域で監視活動をおこなう130人のAMMメンバーがメダンから到着したことを明らかにした。11の地域は、バンダ ・アチェ、シグリ(ピディ)、ビルン、ロスマウェ、ランサ、南東アチェ、中アチェ、アチェ・ジャヤ、西アチェ、南西アチェ、南アチェである。
 ボルデリウスは、AMMの最初の仕事は9月15日から17日にかけて自由アチェ運動(GAM)を武装解除させることであると述べた。GAMは、大アチェ、ピディ、ビルンの3地域で全体の25%(210丁)の武器を放棄すると約束している。しかし、GAMの武器がどこで解体されるのかという情報はない。(Antara, 05/09/13)
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by NINDJA | 2005-09-13 12:00 | 和平への動き
 アチェ・ニアス復興庁(BRR)のクントロ・マンクスブロト長官は13日、住宅の建設作業が遅れているため、地震と津波の被災住民の少なくとも50万人以上がいまだに仮設住宅や緊急テントで暮らしている述べた。同長官によれば、建設が必要な被災者用住宅はアチェ全体で12万6000戸あり、そのうち6000戸が現在までにBRRによって建てられ、2005年9月末までにNGOやその他援助団体によってが約1万戸建設されるという。
 いっぽう、インドネシア政府は、国内外のNGOに活動機会を与えているため、現在まで住宅の建設には関わっていないが、もしNGOがいない地域があれば政府が被災者用住宅を建設するとしている。(Media Indonesia, 05/09/13)
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by NINDJA | 2005-09-13 12:00 | 被災状況
 アジア開発銀行は11日、インドネシアに対し、貧困撲滅のための600万ドルの援助パッケージを供与することを明らかにした。そのうちの250万ドルは日本政府による貧困撲滅資金からのもので、アチェの津波被災地域の農民の支援に、150万ドルは30haの珊瑚礁および300haのマングローブ林復活のため、さらに200万ドルは住宅建設のために用いられる。この資金は2年間にわたってインドネシア政府に供与されることになる。(TEMPO Interaktif, 05/09/11)
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by NINDJA | 2005-09-11 12:00 | 被災状況