2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 ユスフ・カラ副大統領は30日、アチェ監視使節団(AMM)が、当初の任期満了の3月15日から数えて3カ月から最大6カ月まで任期を延長することに合意したと語った。
 200人のメンバーから成るAMMは、和平協定実施の監視のため、8月よりアチェに滞在しており、3月15日には任期終了だったが、3月に実施される予定の地方政府の選挙監視のため任期が延長されることになった。この選挙には元自由アチェ運動(GAM)の参加も認められている。
 なお、カラ副大統領は、任務遂行のためAMMメンバーの数は100人で十分だと述べている。(Jakarta Post, 05/12/30)
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by NINDJA | 2005-12-30 12:00 | 和平への動き
 国軍は29日、自由アチェ運動(GAM)がアチェ国軍(TNA)を正式に解散したことを受けて、最後の部隊2500人を撤退させ、アチェ和平合意の条件のひとつを満たした。
 兵士たちは笑顔でロスマウェの港から出航し、スラバヤから派遣されていた兵士は「とてもうれしい。妻が恋しかった」と喜びを隠さなかった。
 イスカンダル・ムダ軍管区司令官AS・スピアディン少将は、政府はすでに2万4125人の兵士をアチェから撤退させたと述べた。しかし、いまだ何人の兵士が残っているかは明らかにしなかった。治安部隊の最後の撤退は、警察部隊で30日に予定されている。(Jakarta Post, 05/12/29)
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by NINDJA | 2005-12-29 12:00 | 和平への動き
 インドネシア環境フォーラム(WALHI)は、津波以後の復興と再建のために木材が必要であるとの理由でおこわれている東南アチェおよびアチェ・シンキル県における違法伐採をすぐに止めさせるよう政府に求めた。復興支援用の木材の伐採という理由付けは、違法伐採を正当化するための新たな方法になっているという。(TEMPO Interaktif, 05/12/28)
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by NINDJA | 2005-12-28 12:00 | その他

●GAM、軍事部門を解散

 自由アチェ運動(GAM)は27日午前11時、軍事部門であるアチェ国軍(TNA)の解散を正式に宣言した。解散式は、バンダ・アチェ市クタ・アラム郡ラムディンギン村でおこなわれた。TNA司令官のムザキル・マナフが署名した書簡において、TNAの解散が宣言された。(TEMPO Interaktif, 05/12/27)
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by NINDJA | 2005-12-27 12:00 | 和平への動き

●大統領、GAMと会談

 スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は27日、バンダ・アチェで、自由アチェ運動(GAM)が所有するすべての武器をアチェ監視使節団(AMM)に引き渡し、それが破棄されたため、望まれるようなアチェの和平がやがて実現することを確信していると述べた。「今朝、住民代表やGAM代表と会談した。この会談では、多くの収穫があった。 GAM側は、紛争を終結させ、復興期におけるアチェの再建にともに参加することを公約した」
 各方面から、アチェの復興プロセスの遅れが指摘されているが、ユドヨノは、そのような評価にはまったく関心がないと語り、「重要なのは、あらゆるセクターの開発プロセスをいかに早めることができるかということであり、また今後促進すべきことは、被害者の住宅を早急に建設し、テントから家に避難民を戻すことである」と述べた。また、ユドヨノは住宅建設を早めつつも住宅の質を落とすことがないよう注意を促した。
 いっぽう、GAM側イルワンディ・ユスフは、アチェ国軍(TNA)の部隊が27日11時(西部時間)に正式に解散したことを明らかにした。すべてのGAMの指揮系統の解散のため、彼らはアチェ転換委員会(KPA)に合流する。のちにGAM司令官ムザキル・マナフから特別な司令が出されることになる。
 エンドリアルトノ・スタルト国軍司令官は26日、アチェ州に再び工兵隊を派遣する計画について、アチェ・ニアス復興庁(BRR)からの要請によるものであり、戦争をするためではないと語った。以前、同庁は、津波後のアチェとニアスの再建を早めるために、国軍の援助を要請していた。
 スタルトは、工兵隊の任務について、アチェ復興プロセスを早めるための支援であって、争いをおこなうためではないとして、アチェに国軍部隊を再派遣することに対して GAMが懸念を抱くことがないよう望むと語っている。(Suara Pembaruan, 05/12/27)
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by NINDJA | 2005-12-27 12:00 | 和平への動き
 アチェ・ニアス復興庁(BRR)のヘル・プラセトヨは、2006年のBRRの目標として、津波の避難民に対して、2006年末までに7万8000戸の住宅を再建する予定であることを明らかにした。この数は政府によって再建を予定されている12万戸の一部である。BRRは、再建目標の7万8000戸のうち、4万戸を独自で再建し、残り3万8000戸について海外NGOの支援を受けるという。
 同氏は、BRRによる住宅再建が遅れている理由として、レンガや木材など資材の不足、輸送交通機関の問題、官僚主義の弊害の3点を挙げた。資材の不足について、支援をおこなう海外NGOに対し、海外から資材を調達してくるよう求めた。また政府は入札等に時間がかかる官僚主義を解決するため、2005年大統領決定70号を定めている。(TEMPO Interaktif, 05/12/26)
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by NINDJA | 2005-12-26 12:00 | 被災状況
 アチェ監視使節団(AMM)の自由アチェ運動(GAM)代表イルワンディ・ユスフは24日、27日に同組織の軍事組織であるアチェ国軍(TNA)の公式な解散を宣言することを明らかにした。この解散宣言は、同日、スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領とGAM、AMMおよび住民要人が会ったのち、大統領立ち会いのもとでおこなわれるという。それができなければ、記者会見のみになる可能性もある。(TEMPO Interaktif, 05/12/25)
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by NINDJA | 2005-12-25 12:00 | 和平への動き
 国際サッカー連盟(FIFA)およびアジア・サッカー連盟(AFC)は、津波でダメージを受けたバンダ・アチェのランピヌン・サッカー場の修復を支援している。バンダ・アチェのサッカーチームであるプルシラジャは、この支援に感謝しており、もし支援がなければチーム自体も津波とともに崩壊しただろうと述べている。(Jakarta Post, 05/12/25)
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by NINDJA | 2005-12-25 12:00 | その他
 ユニセフ・インドネシア事務局長ギアンフランコ・ロティンリアノは、インドネシアの子ども(8~17歳)が、インド、スリランカ、タイなど津波被災国の子どもに比べ、もっとも回復が遅いと明らかにした。ユニセフの調査は、4カ国1633人の子どもを対象にしたもので、恐怖感や将来への希望などの心理面の調査がなされた。(TEMPO Interaktif, 05/12/24)
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by NINDJA | 2005-12-24 12:00 | 被災状況
 インドネシア赤十字社バンダ・アチェ支部によれば、昨年12月26日の津波による死亡者数はいまだにはっきりしていないという。いちばん広く受け入れられている数字は22万人であるが、ローマ・カトリック教会系のカリタス・インターナショナルは40万人という数字をあげている。6月にインドネシア赤十字社が出した数字は死者13万1029人、行方不明3万7066人となっている。(Jakarta Post, 05/12/24)
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by NINDJA | 2005-12-24 12:00 | 被災状況