2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震・津波でもっとも被害を受けたアチェ状況と支援活動について、インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)が伝えます。


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 自由アチェ運動(GAM)指導者とアチェの有識者らは8日、もし政府がアチェを3つの州に分割するという要求を受け入れれば、和平合意を損なうと警告した。アチェ州の分割は、1956年7月1日時点の境界をもとにした和平合意に反するという。しかし、GAM側交渉担当者のムハンマド・ヌル・ジュリは、2009年に予定されているアチェ議会選挙後に新しい州が作られることはあり得ると述べている。
 アチェ・ルセール・アンタラ(ALA)州と南西アチェ(ABS)州の設置を求める支持者は、人びとの福祉の向上のために分割が必要であると訴えている。しかしジュリは、「新しい州を求めている役人や議員は古い圧制と腐敗した装置の一部であり、和平合意覚書の実施によって真に民主的な政府ができることを恐れているのだ」と語った。いっぽう、ソフヤン・ジャリル通信・情報相は、新州設置の可能性を否定しないものの、分割のプロセスが民主的であることがもっとも大事であると述べた。
 バンダ・アチェのシャ・クアラ大学教員のイスカンダール・A・ガニは、中央政府が州分割の要求に前向きに対応すれば、法的根拠の欠如が問題になり、パプア州分割プロセスの過ちを繰り返すことになるという見解を示した。(Jakarta Post, 05/12/09)
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by NINDJA | 2005-12-09 12:00 | 和平への動き
 アチェ監視使節団(AMM)に対する自由アチェ運動(GAM)の第4次(最終段階)の武器引渡しは14日、東南アチェ県でおこなわれる予定である。AMM代表ピーター・フェイスが7日、記者に対して明らかにした。
 武器引渡し・廃棄の日程は、 AMMのチームがアチェ州知事大会議堂で開いた政府側代表およびGAMとの非公式会合で合意された。
 ヘルシンキ合意にもとづき、GAM側は第1次から第4次の武器引渡しにおいて、AMMが認めた合計840丁の銃を引き渡す必要がある。最終段階では、その条件を満たすために、まだ提出していない残り210丁の武器を引き渡さなくてはならない。いっぽう、インドネシア政府は、国軍、国家警察の派遣部隊をアチェから撤退させなくてはならない。(Suara Pembaruan, 05/12/08)
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by NINDJA | 2005-12-08 12:00 | 和平への動き
 ナングロー・アチェ・ダルサラムの11県の代表は5日、内政問題を担当している国会第2委員会と会見し、ルセール・アンタラ州と南西アチェ州の分割を要求した。ベネル・ムリア県議会議長のタゴレ・アブバカルは、「要求が満たされない場合、われわれは州知事選挙に参加できない」と述べた。また南西アチェ設置準備委員会代表のチュッ・アガムも同様の意見を述べた。
 彼らは4日に、スナヤンのブン・カルノ競技場のバスケット・ホールにおいて、それら2州の設置についての宣言をおこなっている。
 いっぽう、アチェ監視使節団(AMM)のイルワディ・ユスフは、4日におこなわれたルセール・アンタラ州と南西アチェ州の設置宣言について、フィンランドで調印された自由アチェ運動(GAM)とインドネシア政府の和平合意覚書に違反するとの見方を示した。「アチェの境界については1956年時点にもとづくとされており、その境界を分割するということは、和平合意覚書に違反するものである」(TEMPO Interaktif, 05/12/05)
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by NINDJA | 2005-12-05 12:00 | その他

●GAM創設記念式典は簡素

 4日は自由アチェ運動(GAM)創設記念日であったが、GAM指導者は先週、第 29回目の創設記念式典を中止し、平和運動の促進に関わっていく方針を出した。GAMメンバーのほとんども簡素な祝典を希望しており、東アチェ県プルラック地域での参加者が最大であった。大半の式典はモスクに集まり、儀礼をおこなうだけだった。またバンダ・アチェのいくつかの村でも式典はおこなわれた。(Jakarta Post, 05/12/04)
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by NINDJA | 2005-12-04 12:00 | 和平への動き
 元アチェ州知事アブドゥラ・プテがMI-2ヘリを購入した汚職事件で、プテの妻マルリンダ・プルノモは1日、国家の損失の補償として65億6400万ルピを現金で支払った。マルリンダによれば、現金は家を担保にメガ銀行から借りたという。現金の受け取りには、検事のイェシー・エルメラルダが同行した。その後、現金は国庫に返還するため汚職撲滅委員会(KBK)に届けられた。
 最高裁はプテに国家の損失額に加えて、罰金5億ルピアと6カ月の禁固を言い渡したが、弁護士によれば、プテは罰金の支払いについてはまだ決めていないという。(Liputan6.com, 05/12/02)
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by NINDJA | 2005-12-02 12:00 | その他
 インドネシア調査サークル代表のデニーJ・Aは30日、インドネシア政府と自由アチェ運動(GAM)の和平合意によって、アチェ住民のインドネシアへの民族主義が低くなる傾向にあり、アチェとしての意識がより高くなっていると述べた。
 調査は10月24日から30日まで、アチェ全域で無作為に選ばれた440人の回答者に対しておこなわれ、インドネシア国民になることを誇りに思う、インドネシア共和国単一国家のために戦う用意がある、アチェの特定の民族・宗教グループよりもインドネシア人であると感じる、と回答したのは40%以下だった。(Koran TEMPO, 05/12/01)
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by NINDJA | 2005-12-01 12:00 | その他