●国軍、いまだ人権を尊重せず
2005年 02月 05日
人権団体インパーシャル代表ラフランド・ナシディックは4日、過去に人権侵害に関わったと疑われる軍人の昇進に疑義を唱えた。
軍幹部で正当性が問われているのは、第2/シリワンギ軍管区司令官に昇進した元陸軍特殊部隊司令官スリヤント少将、第011/リラワンサ軍分区司令官に昇進したハイラワン歩兵部隊大佐である。
スリヤント少将は、1984年のタンジュン・プリオク事件(重大人権侵害事件)で係争中、ハイラワンは多数の活動家が誘拐された1998年当時の特殊部隊第4チームの司令官であった。
ラフランドは、国軍が、人権侵害の犠牲者や家族の気持ちを無視していることは明らかだとし、国家人権委員会が過去の人権侵害を追及しつづけるとともに、国軍兵士の昇進に注意を払うよう要求している。(Suara Pembaruan, 05/02/05)
軍幹部で正当性が問われているのは、第2/シリワンギ軍管区司令官に昇進した元陸軍特殊部隊司令官スリヤント少将、第011/リラワンサ軍分区司令官に昇進したハイラワン歩兵部隊大佐である。
スリヤント少将は、1984年のタンジュン・プリオク事件(重大人権侵害事件)で係争中、ハイラワンは多数の活動家が誘拐された1998年当時の特殊部隊第4チームの司令官であった。
ラフランドは、国軍が、人権侵害の犠牲者や家族の気持ちを無視していることは明らかだとし、国家人権委員会が過去の人権侵害を追及しつづけるとともに、国軍兵士の昇進に注意を払うよう要求している。(Suara Pembaruan, 05/02/05)
by NINDJA
| 2005-02-05 12:00
| 軍事作戦・人権侵害